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2024年8月18日(日)大阪・176BOXにて『GRACHAN70』が開催された。
▼第8試合 ウェルター級 5分2R 延長1R
〇青木忠秀(コブラ会/ウェルター級1位)
[2R 3分25秒] ※ヴォンフルーチョーク
×能登 崇(GO ONE GYM/ウェルター級4位)
ウェルター級1位の青木は、2024年3月のウェルター級トーナメント決勝で桜井隆多(R-BLOOD)に判定負けで戴冠ならず。今回が再起戦となる。対する能登は岸本篤史、芳賀ビラル海、ロクク・ダリを相手に3連敗中。
1R、オーソの青木に、サウスポー構えの能登。右の蹴りは青木。能登は左ミドルも青木も右ミドルの蹴り返し、さらに右ロー。能登の入りに右を突く。
能登の詰めに左回りで右を狙う青木。能登は左インロー。青木のワンツーをさばく。左回りで左ローは青木。右ミドルハイで止めに行く青木に能登は右ハイ。左右から一気に詰めて組んで右差しも、青木は体を入れ替えに。ここは回した能登だがブレーク。右ミドルハイの青木、能登は一気に組んで投げも右小手で上は青木。パウンドでホーン。
2R、中央に出る能登に左前手フックは青木。右はかわした能登が左右で右で差して組んで投げ。今度は青木の右小手投げを潰して上に。しかし、左で差して立つ青木がボディロックテイクダウン! 下の能登はクローズドガード。青木は胸に頭をつけて左右をパウンド。左で枕にして背中を着かせると右でネルソンの能登はスイープ! そこでスクランブルで立つ青木の組みにアームインギロチンチョーク!
金網に両足を着けて中腰状態で凌ぐ青木は、アームインの左腕を抜くと、能登の右首ごしから右腕とクラッチ! ヴォンフルーチョークでタップを奪った。
「前回のウェルター級決勝トーナメントで桜井(隆多)選手に負けてベルトを取れなかったんですが、普段からその負けを忘れずに練習した結果が、今日に繋がったと思います。練習仲間や家族のサポートが無ければ、絶対にこの結果繋がらなかったと思うので、ありがとうございます。メインイベントで一本勝ちしたこの技も練習していた得意技で次に繋がると思います。いまウェルター級1位で、桜井選手がチャンピオンなんですが、また挑戦できるように頑張ります」と語った。