（C) 修斗／サステイン
2024年9月22日（日）東京・後楽園ホールにて『プロ修斗公式戦 2024 Vol.7』が開催。9カードが発表された。
バンタム級、ライト級、女子アトム級の新チャンピオンが誕生した真夏の4週連続開催。
新たなフェーズへの扉が開いたプロ修斗だが、9月の後楽園ホール大会では虎視眈々と王者の首を狙うカードがずらりと並ぶ。
7.21 後楽園ホール大会でバンタム級世界王座を掛け齋藤奨司と修斗史に残る大熱戦を展開した藤井伸樹（ALLIANCE）が環太平洋バンタム級タイトル返上の意向を表明、これを受け早くも新王者を決定するトーナメントが行われることとなった。
まずはアジアの有望なMMA選手を集め、UFCとの契約を掛けて戦う『ROAD TO UFC』に3度招聘された野瀬翔平（同級6位・マスタージャパン福岡）と、中国最大の格闘技団体WLFとの対抗戦でドウ・ガーシュエに勝利をおさめた川北晏生（同級5位・TRIBE TOKYO MMA）がエントリー。
そこにデビュー以来2連続KO勝利中の人見礼王（修斗GYM東京）とベテランのダイキ・ライトイヤー（修斗GYM神戸）も加わり、4選手により環太平洋王座を争う。
一回戦では12勝のうち8つもの一本勝ちをおさめるフィニッシャー野瀬と“遠州の用心棒”加藤ケンジにKO勝利で一気に存在感をアピールした人見が対戦。また、現在4連勝中と波に乗る川北はRIZIN TRIGGER 1stで釜谷真をヒザ蹴り一発で葬ったダイキと激突する。
今大会で勝ち上がった2名により「環太平洋バンタム級新王者決定戦」が行われる。
そして今大会の目玉となるのが、7.21後楽園ホール大会で修斗へのカムバックを宣言した住村竜市朗（TEAM ONE）だ。
DEEP、PANCRASEと2団体のベルトを巻いた住村がいよいよ修斗の王座獲りに向けて本格参戦を果たす。その復帰初戦の相手に選ばれたのが昨年度新人王の西條英成（THE BLACKBELT JAPAN）だ。
数々の修羅場を潜り抜けウェルター級3団体制覇に向けて突き進む住村。そこに待ったをかける新人王・西條は、5月の日中対抗戦でジャン・シイジェン（Team YFU）を1R TKOに下すなど、4戦無敗だ。住村が王座獲りに歩を進めるか？ 西條が番狂せを起こすか？ ヒリヒリ感漂うこの一戦に注目だ。
他にも前環太平洋ウェルター級王者・田村ヒビキ（カルペディエム福岡）がライト級へ階級を変更。ランカーの“カメルーンヘラクレス”マックス・ザ・ボディ（同級世界5位・BRAVE）といきなり激突する。
田村の前戦は2023年11月の修斗ブラジルで世界ウェルター級王者エルナニ・ペルペトゥオに挑戦し、1R TKO負け。マックスは4連勝から2023年8月のROAD FCでアルトゥル・ソロヴィエフに初回TKO負け。両者ともに再起戦となる。
7.28大阪大会で劇的な勝利を収めた新王者・キャプテン☆アフリカ（総合格闘技道場コブラ会）の誕生で新章へと突入するライト級の今後の展開に、大きな影響を与えるカードとなる。
また熱戦が続くepsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2024男子フライ級、女子アトム級のリーグ公式戦3試合も決定。
後半に向け勝ち点をどれだけ加算できるかが重要となる中盤戦。いかに多く、そしていかに早く勝つことができるかがカギとなるインフィニティリーグで抜け出すのは？
同大会のチケットは8月10日（土）より一般発売開始。また修斗BASE オンラインショップ限定の「チケット早割」が実施される。8月31日までの購入に限り、特別価格にて販売される。
軽量級から中量級までの様々な階級のカードが並び､“下剋上”､“ジャイアントキリング”が起こりそうな気配がする、9.22プロフェッショナル修斗・後楽園ホール大会。更なる追加カードにも注目だ。
