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2024年10月12日(日本時間13日)米国ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催される『UFC Fight Night: Royval vs. Taira』にて、UFCフライ級5位の平良達郎(THE BLACKBELT JAPAN)が同級1位のブランドン・ロイバル(米国)とメインイベントの5分5Rで対戦することが分かった。
平良は、MMA16戦無敗。2024年6月の前戦で当時5位のアレックス・ペレスに2R TKO勝ちし、UFC日本人最多連続勝利の6連勝をマーク。今回、UFC7戦目で元タイトルコンテンダーと対戦することになった。
ロイバルは、MMA16勝7敗でUFC6勝3敗。2023年12月に現王者のアレッシャンドリ・パントージャに挑戦し、5R判定負けで戴冠ならずも、2024年2月の前戦では、元王者のブランドン・モレノに5Rスプリット判定で勝利。再び王座戦線に名乗りを挙げている。
ロイバルは16勝中13勝を決着させているフィニッシャー
MMAジムでムエタイとブラジリアン柔術を始めたロイバルは、BJJ黒帯を巻き、9つの一本勝ち、さらに4KOと打撃での決定力も併せ持つ。フルラウンド動き続けるスタミナを武器に、16勝のうち13勝を決着させているフィニッシャーだ。
オクタゴンでの黒星は3つで、王者パントージャに2回、約4年前にブランドン・モレノに負傷TKOで敗れたが、モレノには2024年2月の前戦でスプリット判定で競り勝ち、リベンジを果たしている。
サウスポー構えから懐の深い打撃を持ち、特にスイッチしての右のヒザ蹴りはフィニュシュに繋がる得意技で、マテウス・ニコラウ戦でも歩いてスイッチし、打点の高いヒザ蹴りをアゴに当て、そのまま右ストレートを追打してダウンを奪いヒジでTKO勝ちしている。
16勝のうち9つの一本勝ちでは、3つの三角絞め、3つの腕十字、1つの肩固めに加え、近年のオクタゴンではギロチンチョークを大きな武器としている。
カイ・カラフランスには跳びついてのギロチンチョーク。また、無尽蔵のガスタンクを持ち、スクランブルに強く、マット・シュネルを極めたギロチンチョークは、シュネルの右にダウンを喫してからのスクランブルで極めたものだった。
ロイバルはシュネル戦で、先にギロチンで引き込まれるも、足をセットされる前に横回転してパスガード。シュネルの立ち際に逆にアームインギロチンチョークを“ほぼワンハンド”で極めている。