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2024/08/04 05:08

▼ライト級 5分3R
〇ヨエル・アルバレス(スペイン)21勝3敗(UFC6勝2敗)155.5lbs/70.53kg
[3R 3分36秒 TKO] ※左右ヒザ蹴り

×エルブス・ブレナー(ブラジル)16勝5敗(UFC3勝2敗)155lbs/70.31kg

 ライト級で身長191cmのアルバレスは、MMA20勝3敗で、白星の20戦は全フィニュシュ、17一本勝ち。グラップリングとキックがベース。UFC5勝2敗で、敗れた相手はダミア・イスマグロフとアルマン・ツァルキャンという強豪のみ。

 対するブレナーは柔術黒帯でシャーウス・オリベイラーのスパーリングパートナー。UFCデビューから3連勝も2024年5月にムイクベティク・オロルバイに判定負け。

 1R、ともにオーソドックス構え。ブレナーの左の蹴りに右ストレートを突き刺す。圧力をかけるアルバレスに左インローのブレナー。サークリングしてロー。シングルレッグの動きも切られ戻る。

 アルバレスはワンツーを突き、ブレナーの頭が下がったところでギロチンへ。ブレナーは前に投げることで外す。前に出るアルバレスに右ローのブレナー。追うアルバレスは右ハイからワンツー!

 ブレナーはすぐに組んで両差しからボディロックで持ち上げるが、左小手のアルバレスは前方に投げ。離れた両者。詰めるアルバレスは左ボディ! 後退するブレナーを追って右ロー。左ローを返すブレナーをノーガードで詰めて右ボディ。さらに右ハイ、組んでバックに乗ろうとしたが、正対に首相撲からヒザで崩してブレナーのローシングルにダースチョークもブレナーは仰向けで凌ぎホーン。アルバレスのラウンド。

 2R、細かいステップから左の蹴りで牽制。前手の左フックを届かせる。さらにワンツーをガード上に。右前蹴りを当てるアルバレスは右から左。ブレナーは左インロー、アルバレスは左ボディ、右ボディストレート。

 ブレナーの左フックにカウンターの左ジャブを当てるアルバレスはブレナーの左ジャブのダブルをかわす。ブレナーはアルバレスの前足にシングルレッグで金網まで押すが、左で小手に巻いて投げて突き放すアルバレス。

 左右に回るブレナーを追うと、ブレナーも左ハイをガード上に。ジャブを突き、ブレナーの打ち返しはかわすアルバレスは左ジャブから右の打ち下ろしの対角の攻撃。左ジャブをダブルで突くと、ブレナーの右をかわして、左ロー、右ハイ。ブレナーは跳びヒザ蹴りも届かず。このラウンドもアルバレス。

 3R、観客を煽るブレナー。アルバレスがジャブで前に。ブレナーは左インローを当てる。左に回るブレナーは左の飛び込みも、その打ち終わりに右を打つアルバレス。ブレナーの左の飛び込みに右を刺す。

 近い距離でアルバレスは右ボディ、ブレナーはスピニングバックフィストもかわすアルバレス。じりじりと詰めて左ボディ、強い右ハイを2発ガード上に当てる。左オーバーハンドで押し戻すブレナー。右から左フックも、そこにアルバレスは左ジャブを突く。

 ブレナーは右オーバーハンド。かわすアルバレスは右ロー! サウスポー構えに変えるブレナーは、左のダブルで前に出るが、かわすアルバレスは左から右、そして左ストレート! 

 カウンターで効かされたブレナーは下がると詰めるアルバレスは首相撲からヒザを連打! 出血したブレナーを追い高い右ヒザ。再び首相撲で左右ヒザを連打し、右ヒジ! 組みに行くブレナーの頭が下がったところを中腰でがぶりヒザ! 頭をガードしたままのブレナーは亀で頭を抱え、レフェリーが間に入った。

 アルバレスは、「次はトップ15ランカーと戦いたい。キング・グリーン、10月だ」と語った。

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