平信一「18歳を投げる!」、4連勝・鈴木悠斗「1R1分以内にKOか一本」
▼ライト級 5分3R
平 信一(綱島柔術/ZS)12位・ZST第2代ライト級王者・22勝17敗10分
鈴木悠斗(パラエストラ八王子)14位・2024年NBT同級優勝・4勝
パラエストラ八王子の鈴木は、5月25日ネオブラ決勝で、178cmの長身からの左右のパンチで衝撃の15秒 KO勝ち。18歳で優勝を果たしている。2024年早くも3戦目を迎える。
対する平は39歳。西尾真輔、余勇利に勝利後、丸山数馬に判定負け、神谷大智に3R リアネイキドチョークで一本負けと2連敗中。公式は「ドアマットになる気はない」と平良を鼓舞する。
会見で平は、「メインの前に、一発持ち上げます」といつも通り相手を投げると予告。
4勝無敗のプロスペクトの鈴木について、「うーん……19歳で若い選手で、前回の試合、めちゃくちゃ早い時間で決めてるんで、多分次の試合も早めに仕掛けてくるんじゃないかなって思ってるんで、試合開始直後から注目してほしいですね」と、序盤から危険な相手と評するも、「鈴木選手が1分以内にKOできなければ、“平タイム”が始まると思います」と、粘り強い組み技で勝負するとした。
対する鈴木は、「パラエストラ八王子の鈴木悠斗です。今回メインカード、ランキング戦は初めてなので、しっかり勝って次に行きたいと思います」と意気込み。
相手は12位のランカーで元ZST王者だが、「いつも通りなんも変わらないのかなと。やることやるだけなんで、それだけですね」と気負いはない。
「暴走柔術」の異名を持つ平を相手に「“暴走柔術”っていう名がある割には、寝技あんまりできないのかな、と。逆に自分が一本取ってやろうかなって思ってます。たぶん1R1分以内にKOか一本で決着つくと思うので、楽しみにしていてください。あと19歳じゃなくて、まだ18歳なので、そこをお願いします!」と、1分以内の“暴走決着”をするのは自分だとした。
その言葉を受けた平は、「えー、打撃も寝技もできません!」とうそぶくと、最後に「18歳を投げる!」とシンプルに力強く語っている。