(C)ゴング格闘技/安保瑠輝也【神回】UFC世界ミドル級王者が強すぎた
第4代K-1 WORLD GPスーパーライト級(65.0kg)王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が25日、自身のYouTubeで前UFC世界ミドル級王者ショーン・ストリックランドとのスパーリング動画を公開。さらに24日の動画では、7月28日の『超RIZIN.3』でマニー・パッキャオと対戦予定の鈴木千裕が「拳を傷めている」事態を受けて、「俺の出番やな」と鈴木の代わりにパッキャオと対戦する意欲を示した。
「試合と同じ気持ちを作る」も「嗚咽」
「練習」を超えたスパーリングだった。
ミドル級のストリックランドを前に安保は3分5Rを「マジで気合いで、“死んでも倒れへん”という気持ちでやってた」と語った。その5Rのすべてを、動画では確認することが可能なため、ぜひ見てほしい。
安保は、2023年大晦日の『RIZIN.45』でMMA特別ルールで「70.0kg契約」(5分2R)で久保優太に1R リアネイキドチョークで一本負け。今後について「総合格闘家としてキックをやることはあるかもしれないが、今後は総合格闘技に専念する」と宣言したが、2024年6月の『BREAKING DOWN 12』では、無差別級でスダリオ剛(125.20kg)との1分3R+延長1Rのキックでの44kg差対決(安保は81.0kgで計量)に臨み、判定勝ち。
そして、今回のUFC世界ミドル級(83.9kg)前王者ストリックランドとのボクシングスパーリングを自らリクエストして、実現させていた。
試合前と同じように気持ちを作ってきたという安保。本番のように緊張から「嗚咽もした」という。
最初は「3分3R」のボクシングを提案した安保に「もっとやろうぜ、10Rだ」というストリックランド。結局7Rに落ち着き、スパーリングは始まった。
試合後で、ミドル級をゆうに超えた体つきのストリックランドとの体重差もあり、安保はヘッドギアとボクシングシューズを着用。ストリックランドは裸足でグローブのみでスパーはスタートした。