ラジャブアリ・シェイドゥラエフ「66kgでやって上手くいった」
──試合後の率直な感想をお聞かせください。
「とても素晴らしい、良い気分です。怪我もしませんでしたし最高の気分です」
──対戦相手と実際に戦ってみて戦う前の印象と違ったところがあったら教えてください。
「武田選手に対してかなり準備してきました。自分のチームと彼に対する作戦も計画して、その作戦がうまくいくよう練習してきました。彼の弱点も研究していましたし、そういうものを見て、全てうまくいったと思います」
──試合後のリング上のマイクで話したことがどんな話だったか、改めて聞かせていただけますか。
「自分のトレーナーたちに対しての心からの本当の感謝と、それだけでなく両親、兄や親戚に対する感謝の気持ちを述べました。あともうひとつ、自分は1日2試合でもできるので、RIZINに誰か対戦相手を選んでいただき、試合をさせていただきたいということをRIZINに伝えました」
──もう1試合できる体力が残っているのですね。
「そうですね。今回1Rで勝ちましたので、1Rは自分にとっては柔軟体操のようなものだったので。あと1回は全然試合ができます」
──昨年、韓国とUAEで試合をされました。日本で戦ってみて、RIZINというプロモーションのファイトウィークを、去年の2団体と比べてどう感じましたか?
「UAEの組織はいいところだったし強い選手もいてやりがいがありましたが、RIZINはより良いと思いますし組織としてしっかりしていて条件もいいですし、やりがいがありました」
──ROAD FCでは63kgで体重超過をしましたが、フェザー級で戦うとご自身のフィジカルはその時と比べてどんな感じですか。
「あの時は本当にもうあと100gだけだったのですが、それを落とすのに時間が足りなくてオーバーになりました。63kgと66kgでフィジカルの違いや準備の違いはうまく表現できないけど、63kgだと自分の体重をリミットに持っていくのが大変でした。今回66kgでやって、うまくいったと思います」
──今回の試合で素晴らしい圧倒的な勝ち方だったと思います。今日勝利したクレベル・コイケ選手もそうなのですが、66kgにいい選手が揃っています。戦いたい相手はいますか?
「ありがとうございます。正直に言ってRIZINの66kgにどういう選手がいるかはっきり知らないんです。ですから、RIZINから提供あるいは推薦してくれた選手といつでも戦う準備はできています」
──武田選手は71kgのライト級から落としてきた選手でした。それでもフィジカルやパワーで優っていた。強い理由はあるのですか。
「山岳地帯の生まれで、小さいときから山で育ち、毎朝山を駆け抜けランニングしたりいい空気のなかで体を鍛えてきたので、もしかしたらそれが理由かもしれないです」
──今後の目標・展望を教えていただけますか。
「今日までに11試合して全部勝っています。ほとんど1R、少なくとも2Rでフィニッシュしています。RIZINにお願いしたいのは、なるべく早く次の試合を組んでほしいということ。そして私がチャンピオンになります」