キックボクシング
レポート

【RISE】小林愛理奈が小林愛三と激しい打ち合い、ダウンを奪って勝つ。大﨑孔稀が代打タイ人を圧倒KO、麗也が酒井柚樹との熱戦を制す、實方拓海はダウン奪いタダヨニ撃破、寺山遼冴が1年ぶり再起戦で圧勝

2024/05/19 20:05

▼第10試合 ウェルター級(-67.5kg) 3分3R延長1R
○實方拓海(TSK JAPAN/同級3位)
判定3-0 ※29-27、30-27×2
×サーシャ・タダヨニ(TEAM OTA/ミドル級11位)


 1R序盤からどんどん前へ出るタダヨニに實方は下がりながらも、ロープやコーナーを背にしてフックを入れて回り込む。タダヨニはパンチを繰り出すも實方はヒットを許さない。


 2Rはサウスポーの實方が左ミドル、左ミドルハイでタダヨニの出足を止める。ならばとタダヨニは胴廻し回転蹴り。右ミドルで實方をコーナーへ追い込むタダヨニだが、實方は右フックを引っかけて回り込む。右カーフ2発から左ミドルの實方。さらに左ミドルを重ねていき、左のヒザも突き刺す。ガムシャラに前へ出るタダヨニは空振りが目立ち、實方は下がりながら、もしくは向かってくるタダヨニに攻撃を当てていく。


 3R、實方がジャブから狙いすました左ストレートでダウンを奪う。立ち上がったタダヨニは左右フックで前へ出ようとするが、實方のヒザ、左ストレートをもらう。飛び込んでの右フックはかわされ、逆に左フックをもらう。實方はさらにワンキャッチからのヒザを顔面へ。左フック、右アッパー、左ミドルと攻撃を畳みかけた。


 判定3-0で、實方は久しぶりのRISEでの勝利に笑顔を見せた。

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