▼コー・メイン ヘビー級 3分3R
〇レヴィ・リグターズ(オランダ/同級1位)
判定5-0 ※29-28、30-27×4
×ニコ・ペレイラ・ホルタ
2020年12月にGLORYデビューしたリグターズは、3度のKO勝ちを収め、一躍トップクラスに躍り出た。2022年10月に現GLORY世界ヘビー級暫定王者タリク・オサロに判定勝ち。2023年10月のGLORYグランプリ ヘビー級特別予選でイオン・タブルチャンヌに初回TKO勝ち。3月のGLORYヘビー級GPでは決勝でリコ・ヴァーホーベンにTKO負けも、準優勝を果たした。戦績は17勝(8KO)2敗。
1R、サウスポーのホルタは左ストレートを伸ばしながら前へ。リグターズは右ローを蹴っていく。前へ出るホルタをプッシュして押し返し、右ローを蹴るリグターズだがホルタはすぐに距離を詰めてパンチを数多く出す。離れようとするリグターズだがホルタはすぐに距離を詰めて左アッパー&右フック。ホルタも右ローを蹴る。リグターズは至近距離で飛びヒザを繰り出し、右フックを叩きつける。オープンスコアはリグターズが10-9×4、ホルタに10-9も。
2Rも淡々と前に出てきて距離を詰め、ヘビー級らしからぬ細かいパンチを打つホルタ。リグターズはプッシュして右ロー、前蹴りで押し返しての右ロー。ガードとガードが合わさるほど距離を詰めてくるホルタにリグターズはやりにくそう。リグターズのヒザが急所に入ってしまう。リグターズは右インローを連発し、鋭い右ヒザをボディへ。それでも止まることがホルタだがローやヒザを蹴るのはリグターズだ。ホルタも右ストレートを当てるがパワーはそれほど感じられない。
3R、やや距離が出来てくるとリグターズは思い切り右フックを振り回し、バックハンドブローも繰り出す。ホルタは気合いの声を発するが、序盤ほどの手数は出ない。逆にリグターズが左右ボディから右ローを蹴り、ヒザも突き刺す。
判定5-0でリグターズが勝利を収めたが、疲労困憊の様子だった。「とてもハードだった。想定外でとても疲れたよ」と勝利者インタビューに答えた。