▼第7試合 ミドル級 3分3R
〇マイケル・ボアペア(ガーナ/同級2位)
判定5-0 ※30-27×5
×セルカン・オズカグライヤン(トルコ/同級3位)
ボアペア(左)はRINGS Holland Fighting Networkが主催する『Rings Gala』を主戦場とし、2022年3月には『Rings Fighting Network 2022』にてRINGSミドル級タイトルマッチを経験(ケビン・ヴァン・ヘッケレンに判定負け)。2022年8月からGLORYに参戦し、2023年3月には当時ミドル級3位のエルトゥールル・バイラックを判定で破り、6月にはウルリック・ボケメにTKO勝ち、8月にセルゲイ・ブラウンに3連勝。11月にはGLORY世界ミドル級王者ドノバン・ウィッセに挑戦も判定で敗れた。戦績は16勝(7KO)4敗1分。普段は棺桶作りの職人。
オズカグライヤン(右)はK-1ヘビー級で活躍したグーカン・サキの従兄弟。45勝(36KO)9敗という戦績を持つサウスポー。GLORYには2021年10月から参戦し、3戦目でシーザー・アルメイダに敗れるも2023年2月にセルゲイ・ブラウンを左フックでKO。6月に世界ミドル級王座に挑戦したが、王者ドノバン・ウィッセに圧倒されて判定負け。11月のウルリック・ボケメ戦でも敗れ連敗中。
1R、サウスポーのオズカグライヤンが前へ出るとボアペアは右三日月蹴りを連発。ボアペアはガッチリとガードを固めて右インロー、左ハイ、ジャブ、右ハイと攻撃を散らしていく。ボアペアのガードの堅さ、そして手数の多さに攻めあぐねるオズカグライヤンだが、ラウンド終了間際に左ストレートを叩き込む。オープンスコアは5-0でボアペア。
2R、ボアペアはサウスポーに構えて左ローを連打したかと思うと、オーソドックスに戻ると左カーフ。上下に攻撃を散らせるボアペアは、思い切り左右フックを振り回す場面も。なかなか攻めることが出来ないオズカグライヤンに、ボアペアはロープを背にして両手を広げ挑発する。このラウンドもOPスコアは10-9×5でボアペア。
3R、オズカグライヤンは右へ回り込みながらフック&アッパーを繰り出すが、ボアペアの右ローをもらって大きくバランスを崩す。ボアペアは大きな左右フックを振り回し、右ローを蹴ってオズカグライヤンをグラつかせた。ジャブ、ストレートを打つオズカグライヤンだがボアペアは右ローを蹴って左右フック、最後に左ロー。ボアペアはパンチを連打してからの左右ロー。残り時間わずかでオズカグライヤンがラッシュをかけるが、ボアペアは怯むことなく打ち合いに応じて試合終了。