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【ONE FF】最終回に左でダウンを奪った後藤丈治だがエジエフのRNCに無念のタップ、瀬戸睦雅が豪快KO勝ちでボーナスも獲得の大活躍、谷津晴之が判定勝利、伊賀道はラウェイのミン・チョー・サーに判定負け

2024/05/03 21:05

▼キャッチウェイト(132ポンド)ムエタイ
×カビラン・ジェレバン(マレーシア)
KO 2R 1分29秒 ※右フック
〇瀬戸睦雅(ビクトリージム/ジャパンキックボクシング協会ライト級王者)

 瀬戸は「睦雅」のリングネームでジャパンキックボクシング協会に所属。戦績は15勝(9KO)4敗2分で、2023年3月には同協会のライト級王座に就いている。前戦は2024年3月のジャパンキックでパランラックにKO勝ちを収めている。


 ジェレバンはONE Friday Fightsで3戦を行い2勝1敗。前回は2024年2月にミャンマー人選手から判定勝ちしている。


 1R、瀬戸は右ローで先制していき、ジャブと左ローも放つ。ジェレバンは何度も瀬戸の蹴り足をキャッチしに行き、キャッチからのヒジを狙う。瀬戸も蹴り足を掴まれたままの縦ヒジ。瀬戸の右ローをキャッチしてパンチを顔面とボディに打つジェレバンは、さらに瀬戸を投げ飛ばす。左右フックの打ち合い、瀬戸は左ボディブロー。組むとジェレバンがヒザを何発も瀬戸のボディに突き刺していく。パンチで攻める瀬戸だが、ジェレバンに捕まれてのヒザをもらってしまう。


 2R、ジェレバンは左ミドルを多用し、瀬戸は右ローで応戦。接近するとジェレバンはすぐに組んでのヒザをボディへ突き刺す。瀬戸は右ストレート、左ボディ、ヒジも打つ。左ミドルを蹴って前に出るジェレバンだが、そこへ瀬戸が左右フックとアッパーの乱れ打ち。


 棒立ちとなるジェレバンに左フックからの右フックが4連打でクリーンヒット。ジェレバンはバンザイするように豪快に倒れ、瀬戸の見事なKO勝ちとなった。


 笑顔で勝利をアピールする瀬戸。「ルンピニースタジアムのファンの皆さん、今日は名前を憶えて帰ってください」と勝利者インタビューに答えると、35万バーツのボーナスが贈られることが告げられ「気分はハッピーでーす!」と満面の笑顔を浮かべた。

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