▼キャッチウェイト(132ポンド)ムエタイ
×カビラン・ジェレバン(マレーシア)
KO 2R 1分29秒 ※右フック
〇瀬戸睦雅(ビクトリージム/ジャパンキックボクシング協会ライト級王者)
瀬戸は「睦雅」のリングネームでジャパンキックボクシング協会に所属。戦績は15勝(9KO)4敗2分で、2023年3月には同協会のライト級王座に就いている。前戦は2024年3月のジャパンキックでパランラックにKO勝ちを収めている。
ジェレバンはONE Friday Fightsで3戦を行い2勝1敗。前回は2024年2月にミャンマー人選手から判定勝ちしている。
1R、瀬戸は右ローで先制していき、ジャブと左ローも放つ。ジェレバンは何度も瀬戸の蹴り足をキャッチしに行き、キャッチからのヒジを狙う。瀬戸も蹴り足を掴まれたままの縦ヒジ。瀬戸の右ローをキャッチしてパンチを顔面とボディに打つジェレバンは、さらに瀬戸を投げ飛ばす。左右フックの打ち合い、瀬戸は左ボディブロー。組むとジェレバンがヒザを何発も瀬戸のボディに突き刺していく。パンチで攻める瀬戸だが、ジェレバンに捕まれてのヒザをもらってしまう。
2R、ジェレバンは左ミドルを多用し、瀬戸は右ローで応戦。接近するとジェレバンはすぐに組んでのヒザをボディへ突き刺す。瀬戸は右ストレート、左ボディ、ヒジも打つ。左ミドルを蹴って前に出るジェレバンだが、そこへ瀬戸が左右フックとアッパーの乱れ打ち。
棒立ちとなるジェレバンに左フックからの右フックが4連打でクリーンヒット。ジェレバンはバンザイするように豪快に倒れ、瀬戸の見事なKO勝ちとなった。
笑顔で勝利をアピールする瀬戸。「ルンピニースタジアムのファンの皆さん、今日は名前を憶えて帰ってください」と勝利者インタビューに答えると、35万バーツのボーナスが贈られることが告げられ「気分はハッピーでーす!」と満面の笑顔を浮かべた。