4月のSBで勝利したロクク・ダリがGRACHAN凱旋。(C)GRACHAN
2024年5月26日(日)東京都大田区産業プラザPIOにて開催の『GRACHAN69』の追加カードおよび、中止カードが発表された。
【追加カード】
▼ウェルター級 5分2R・延長1R
ロクク・ダリ(TRI.H Studio/ライト級1位)
能登 崇(GO ONE GYM)
2024年4月13日、東京・後楽園ホールで開催された『SHOOT BOXING 2024 act.2』で、SB日本スーパーウェルター級2位の風間大輝に判定勝ちしたロクク・ダリが、2023年の『GRACHAN 65』での岸本篤史戦のドロー以来となるMMA戦に臨む。
ライト級のタイトルを目指すダリだが、試合間隔の短さを踏まえ、今回はウェルター級での出場を選択。
対戦相手の能登は2023年5月の『GRACHAN 65』で5年ぶり復帰戦で芳賀ビラル海に敗北を喫したものの、2017年にはPXC王者・加藤忠治を下すなどの実績を持ち、Kunlun Fightでは現ONEファイターのジャン・リーポンと対戦するなど、国際舞台で活躍も見せているストライカーだ。
▼フェザー級 5分2R・延長1R
高橋孝徳(リバーサルジム新宿Me,We/フェザー級2位)
鍵山雄介(コブラ会/フェザー級3位)
フェザー級2位の高橋孝徳と3位の鍵山雄介が激突。
「GRACHANフェザー級王座トーナメント決勝」で小島勝志とフェザー級王座を争うも準優勝で戴冠ならなかった高橋は、Me,We仕込みの緻密な戦略を持ち、相手の隙を突く戦術家として知られる。粘り強い組みをベースに自身のペースに持ち込むグラップラーだ。2023年12月には『GLADIATOR 024』でじゅんに一本勝ちも、2024年3月の『GRACHAN 68』で黒井海成に判定負けからの再起戦となる。
一方の鍵山は、ベテランの域に達しながらも、そのタフネスと執念で知られる。サウスポー構えの打撃から左ミドルを軸に、8つのKO・TKO勝ちをマークしている。2023年7月の前戦『GRACHAN 62』では室井大勢とドロー。
ともにベテランの粘り強い戦いのなかで組みと打撃の際を制して、王座戦線に進むのは高橋か鍵山か。
▼フライ級 5分2R・延長1R
鈴木嵐士(JAPAN TOP TEAM)
金森琢也(DOBUITA)
鈴木は、プロレスラーの故ラッシャー木村の親戚として、その精神を受け継ぐMMAファイター。2024年3月の前戦では上田麟に2R TKO勝ちでMMA戦績を1勝1敗とした。
対する金森は、GRACHANチャレンジで経験を積み、今回がプロデビュー戦。
【中止カード】
▼フェザー級 5分2R・延長1R
小島勝志(STYLE PLUS GYM/フェザー級王者)
ロッキー・バクトル(フィリピン)→パク・ジェソン(ROAD GYM WONJU)
ロッキー・バクトルがビザの問題で来日できないことが判明。緊急で代替選手として、友好関係にある韓国のROADFCからキム・スチョルの練習パートナー、パク・ジェソンが参戦を承諾していたが、その後、小島勝司が右膝外側側副靱帯損傷により欠場。試合は中止となった。GRACHAN公式は「ROAD FC様には迅速に代替選手をご用意いただきましたが、試合が成立しなかったことを深くお詫び申し上げます。ご協力いただいたことに心より感謝しております」と発表している。
▼無差別級5分2R・延長1R
ステファン“スマッシュ”(チーム怪獣キラー)
井上悠司(PUREBRED 大宮)
井上悠司が右膝外側半月板と右外側副靭帯の負傷により試合は中止。ステファン "スマッシュ" は代わりに6月15日に行われれる、GRACHAN vs.シュートボクシングの対抗戦に出場することになった。