2024年4月12日(日本時間13日・U-NEXT配信)『PFL 2: 2024 Regular Season』が、米国ラスベガスのThe Theater at Virgin Hotelsにて開催された。日本から渡辺華奈が出場した前週の開幕戦に続く、2週目の大会。
レギュラーシーズン、プレーオフ、チャンピオンシップの三部構成
【PFL概要】リーグシーズンにあたる『PFLグローバルシーズン』は、『レギュラーシーズン』6大会+『プレーオフ』3大会+『チャンピオンシップ』1大会がおよそ7ヵ月の間に開催される三部構成で、MMAでは唯一PFLが採用しているスポーツシーズン形式の大会。
レギュラーシーズン中はレギュラーシーズンに登録された1選手につき基本的には2試合が組まれ、各試合の戦績に応じて獲得する勝ち点でランキングされる。その勝ち点に基づき、最終的に各階級の上位4名になった選手たちが、プレーオフ(トーナメント準決勝にあたる)進出を決め、その順位に応じたシード枠を獲得する。
プレーオフ(準決勝)では、シード1位vs.4位、2位vs.3位が対戦(例外あり)。このプレーオフを勝ち抜いた各階級の2選手が優勝賞金100万ドル(約1億5千万円)の『チャンピオンシップ』へ進出し、その年の優勝者およびPFL王者を決める戦いに臨む。
ポイント制のレギュラーシーズンは、勝ち点+一本/KOのボーナス点で、1試合に最大6ポイントを獲得
ポイント制で争うレギュラーシーズンの勝ち点は、勝利=3ポイント、ドロー=1ポイント、敗北=0ポイントとなっており、その勝ち方が一本やKOのようなフィニッシュだった場合にはさらに、1Rなら3ポイント、2Rなら2ポイント、3Rなら1ポイントのボーナス点が加算される。そのため、1RでKO/一本勝利をした選手は6ポイントを獲得し、これを「Quick Six(クイック・シックス」と称し、合計5点は「Fab Five(ファビュラス・ファイブ)」、合計4点は「Fast Four(ファースト・フォー)」と呼ばれている。なお、シーズン制ゆえ、独自のルールとしてグラウンド、スタンディング、クリンチ等あらゆる場面でのヒジでの攻撃は禁止。減点もしくは失格の対象となる。
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PFL 2: 2024 Regular Season 速報
【メインカード】4月13日(土)午前10時 (日本時間)開始予定(U-NEXT配信)
▼ライトヘビー級レギュラーシーズンバウト 5分3R〇インパ・カサンガナイ(米国)16勝4敗 204.8lbs/92.89kg ※6P獲得[1R 3分29秒 TKO] ×アレックス・ポリッツィ(米国)10勝4敗 204lbs/92.53kg
メインイベントの「ライトヘビー級レギュラーシーズンバウト」(5分3R)では、2月大会にBellatorミドル級王者のジョニー・エブレンと大激闘を繰り広げたインパ・カサンガナイ(米国)が2カ月のインターバルで登場。Bellator戦士のアレックス・ポリッツィ(米国)と対戦する。
1R、ともに近い距離で戦うポリッツィとカサンガナイ。右で差し上げて投げるカサンガナイに、スクランブルで立ち上がるポリッツィ。ダブルレッグで金網まで押し込むとシングルレッグに切り替え、股間に入れた頭を持ち上げ後方に投げるポリッツィ。しかしすぐに立ち上がるカサンガナイ。
なおもシングルレッグから同じ投げを狙うが、ここは防ぐカサンガナイが組みを切り、スタンドで右! さらに右にグラつくポリッツィ。ダウン気味に左足にからみつくと脇に挟んで前転しながら足関節狙いで崩すが、足を抜いて立つカサンガナイ!
スタンドに戻し、なおも右を的確に当てるカサンガナイに、目が泳いで足がフラつくポリッツィ。カサンガナイの追打にレフェリーが間に入った。
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▼ライトヘビー級レギュラーシーズンバウト 5分3R〇ロバート・ウィルキンソン(豪州)18勝2敗 205.8lbs/93.34kg ※6P獲得[1R 1分10秒 TKO]×トム・ブリース(英国)18勝5敗 205.2lbs/93.07kg
コメインは、元UFCで2018年2月のアデサニヤ戦後は7戦負けなしのライトヘビー級2022年シーズン王者ロバート・ウィルキンソン(豪州)が、同じく元UFCのトム・ブリース(英国)と対戦。ブリースはお馴染みPRIDEのテーマ曲で花道を進む。2016年のUFCではウェルター級で中村K太郎に判定勝ちも収めている。
1R、サウスポー構えのブリースにオーソのウィルキンソンは左ジャブ。ワンツーから右ヒザ。クリンチボクシングでヒザを突き上げるとさらに首相撲ヒザ! 金網に詰まったブリースに右肩パンチを突くと、左ヒザ! 右アッパーでダウンを奪うとハーブ・ディーンレフェリーが間に入った。
ウィルキンソンは“クイック6”=6Pを獲得。なんとライトヘビー級は4人が6Pで並び、ウィルキンソンが最短KO。
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▼ライト級レギュラーシーズンバウト 5分3R〇クレイ・コラード(米国)25勝12敗 155.6lbs/70.57kg ※5P獲得[2R 1分32秒 TKO]×パトリッキー・ピットブル(ブラジル)25勝13敗 155.2lbs/70.39kg
ライトヘビー級とライト級の「レギュラーシーズンバウト」が行われる同大会では、元Bellator世界ライト級王者(現3位)でRIZINでも戦ったパトリッキー・“ピットブル”フレイレ(ブラジル)が参戦。2023年シーズン準優勝のクレイ・コラード(米国)と対戦。
155.2ポンド(70.39kg)で計量をパスしたパトリッキー・ピットブル(ブラジル)は、PFLのレギュラーシーズン参戦で2試合を勝利し上位通過=プレーオフ進出を目指す。
会見でパトリッキーは、PFLならではのルールやシステムの違いについて、「ヒジ禁止のルールに合わせての練習や、シーズン制で2カ月で2試合するので怪我をしないように注意する」としながらも、コラードとは「打ち合い上等の『ファイト・オブ・ザ・ナイト』受賞間違いなしの試合になるだろう」とも語っている。
「2024年はいい年になると思ってる。かつて子どもたちの憧れはサッカー選手だったものだが、今は『あなたのようなチャンピオンになりたい』と言ってくれる。信じられない、素晴らしいよ」と高いモチベーションを持ってPFL初陣に臨む。
対するクレイ・コラードは、155.6ポンド(70.57kg)で計量をパス。昨シーズンを準優勝で終えたが、2月のBellatorとの対抗戦でAJ・マッキーにアームバーで敗れた。寝技が弱点となり2連敗で迎える新シーズンに向けて、グラウンドを強化してきたことを明かすと、「“KOキング”ぶってるパトリッキーが打撃で勝負しようというなら『ファイト・オブ・ザ・ナイト』は確約されたようなもの。相手のパンチには警戒するが自分と打ち合おうというならブッ飛ばすだけ」とこちらも大会一の激闘KOを予告した。
オッズはアンダードッグのパトリッキーに、西川大和に勝利しているコラードがフェイバリット。
1R、ともにオーソドックス構え。対峙するとフレームが大きなコラードは左ジャブ。パトリッキーはワンツー! 詰め返すコラードに右カーフを当てる。左ダブルから右を突くパトリッキーに、左前手を突くコラード。
右ストレートから跳びヒザのパトリッキー。ワンツーの右でダウンを奪うと、ダブルレッグテイクダウン。後方に回したコラードに立つパトリッキーは首相撲ヒザ。
しかし詰めるのはコラード。ジャブにパトリッキーも鼻頭を赤くさせる。右カーフを当てるコラード。関節蹴りも。さらに右ボディストレート! しかしもらったパトリッキーは左! さらにヒザ蹴りも。
受けたコラードは自身のターンに左右からボディ打ち。右バックフィストのパトリッキーだが、コラードの左右ボディ打ちにケージを背にする。
2R、左ジャブをトリプルで突いて前に出るパトリッキーに、ジャブ&ロー、ボディ打ちのコラード。パトリッキーも左フックを返すが、身体の大きなコラードは意に介さず前に詰めて右ストレート、左ボディストレート!
さらに金網に詰めてラッシュ! 左前蹴りを腹に。さらに左右ボディ打ちから顔面へ。つるべ打ちのままパトリッキーが金網背に防戦一方となりレフェリーが間に入った。
スタンディングTKO勝ちの“カシアス”クレイ・コラードは2Rフィニュシュの“ファブ5”=5Pを獲得。元Bellator王者をTKOに下したコラードは、「強い相手に挑むだけだ。あれはいいストップだった。4年も追いかけてる。勝ちまくって何としてもベルトが欲しい」と語った。
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▼ライト級レギュラーシーズンバウト 5分3R〇マイケル・デュフォート(カナダ)13勝4敗 155.8lbs/70.66kg ※5P獲得[2R 1分03秒 ギロチンチョーク]×マッズ・バーネル(デンマーク)18勝6敗 156lbs/70.76kg
1R、ライト級に上げたバーネルが前に。ともにオーソドックス構えでデュフォートが長いワンツーを細かく突く。圧力をかけるバーネル。左ジャブのデュフォートはガード上に左右。バーネルは右カーフ、右アッパー。そこに跳びヒザを返すデュフォートが腰に組みつき。突き放すバーネル。
ジャブのトリプルのデュフォートに右カーフを当てるバーネル。デュフォートは左ハイもバーネルの圧力にサークリング。デュフォートのシングルレッグを差し上げる。
しかしデュフォートはワンツー、アッパーを的確に突き上げるか、詰めるバーネルは右の強打で前に。しかしデュフォートも右跳びヒザ、バックフィスト! 前に詰めるバーネルは右ストレート! 被弾したデュフォートだがヒザ蹴り、左右と手数をまとめる。
2R、右カーフを突くバーネル。足を使うデュフォートは右の二段蹴りから右前蹴りも効かせて左右ラッシュ! シングルレッグに来たバーネルをギロチンチョークから組手を変えてノーアームで極めた。デュフォートは“ファブ5”=5Pを獲得。
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▼ライトヘビー級レギュラーシーズンバウト 5分3R〇ジョシュ・シウヴェイラ(米国)13勝2敗 205.4lbs/93.16kg ※6P獲得[1R 1分14秒 TKO] ※シウヴェイラのテイクダウンにシィが右手を負傷×サディブゥ・シィ(スウェーデン)16勝8敗2分 205lbs/92.98kg
ATTのジョシュ・シウヴェイラは父が桜庭和志とUFCジャパンで対戦したマーカス・コナン・シウヴェイラ。スウェーデンのサディブゥ・シィは2022年のウェルター級優勝者。2度目の100万ドル獲得を狙う。
1R、サウスポー構えのシウヴェイラにオーソのシィ。距離を詰めるシウヴェイラは左ミドル。シィは右前蹴り。シングルレッグのシウヴェイラは軸足を大きく払ってテイクダウン!
下になるシィが右手をマットに着くがレフェリーに負傷をアピール。右親指が外側に折れ曲がり、試合ストップ。シウヴェイラは“クイック6”=6Pを獲得。ここまででシウヴェイラ、カルロスJr、ヤクシムラドフが同じ6P。シウヴェイラは初回の早い時間帯の勝利でトップに。
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【アーリーカード】4月13日(土)午前7時半(日本時間)開始
▼ライトヘビー級レギュラーシーズンバウト 5分3R〇アントニオ・カルロス Jr.(ブラジル)16勝5敗 205.4lbs/93.16kg[1R 4分34秒 リアネイキドチョーク]×シモン・ビヨン(カメルーン)9勝4敗 205.4lbs/93.16kg
1R、ともにオーソドックス構え。左ジャブでカルロスJrを下がらせるビヨン。左ミドルも。シングルレッグのカルロスJrはケージまでドライブすると脇を潜りバッククリンチから後方に引き込み4の字ロック、リアネイキドチョーク!
後ろ手を剥がすビヨンだが、組み直したカルロスJrがパームトゥパームで顔を引き上げるように反らして絞めてタップを奪った。1Rフィニュシュの“クイック6”=6Pを獲得。
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▼ライトヘビー級レギュラーシーズンバウト 5分3R〇ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ(トルクメニスタン)22勝7敗1分 205.8lbs/93.34kg ※6P獲得[1R 2分54秒 TKO] ※右ストレート×ヤコブ・ネドー(スロベニア)8勝2敗 206lbs/93.44kg
欧州ライトヘビー級王者・スロベニアののネドー。対するはトルクメニスタンのヤクシムラドフ。
1R、ともにオーソドックス構え。先に右カーフはヤクシムラドフ。圧力をかけるネドーは左ジャブから得意の右を伸ばす。右から左アッパーのネドーだが、接近戦を制したのはヤクシムラドフ! 下がるネドーに右! 左アッパー! シングルレッグもここはヤクシムラドフが離れる。
左目下をカットするネドー。左ジャブもその打ち終わりに右オーバーハンド、右アッパーを合わせるヤクシムラドフにネドーが後退。追うヤクシムラドフはクリンチアッパーから詰めて右ストレート! ダウンしたネドーにパウンドでTKO勝ち。1R勝利の“クイック6”=6Pを獲得した。
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▼ライト級レギュラーシーズンバウト 5分3R〇ブレント・プリマス(米国)13勝3敗 155.8lbs/70.66kg ※5P獲得[2R 1分49秒 リアネイキドチョーク]×ブルーノ・ミランダ(ブラジル)16勝5敗 155.4lbs/70.48kg
1R、ともにオーソドックス構え。左ハイ、ミドルをガード上に突くミランダ。プリムスは詰めてダブルレッグからドライブ。差し上げるミランダに金網に押し込み四つ組み。小外がけからテイクダウン!
ミランダの立ち上がりに右足をかけると、後方に引き込んで両足をかけて右手でフェイスロック。その手を両手で掴むミランダに、左手で背後からパウンド。チョーク狙いもゴング。
2R、右カーフを当てるミランダに右ローを返すプリムス。シングルレッグからバックテイク、ミランダを回して背中を着かせると、リアネイキドチョークをパームトゥパームから、頭後ろに巻いてタップを奪った。プリムスが“ファブ5”=5Pを獲得。
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▼ライト級レギュラーシーズンバウト 5分3R〇ガジ・ラバダノフ(ロシア)21勝4敗2分 155.8lbs/70.66kg ※3P獲得[判定3-0] ※29-28×3×ソロモン・レンフロ(米国)11勝5敗 155.6lbs/70.57kg
1R、ともにオーソドックス構え。ラバダノフの右オーバーハンドの打ち終わりに右を狙うレンフロ。右カーフを当てるラバダノフ。右の打ち返しを警戒。その詰めにシングルレッグを狙うが深追いせず。
右から左ストレートはラバダノフ。中央を取り圧力をかけるレンフロの大きな左をかわすと、ニータップから金網までドライブしてバッククリンチも、レンフロはラバダノフを強引に剥がす。前手を回してワンツーの右はラバダノフ。レンフロのシングルレッグは触らせずに切る。
2R、ともに左の刺し合いはレンフロ。しかしラバダノフは左ボディを見せてニータップを2度。しかし、2度とも突き放したレンフロ。ラバダノフは左インロー! すぐにシングルレッグもここは深追いせず。ワンツーの右からシングルレッグ狙いのラバダノフ。ここも切るレンフロはラバダノフの入りにボディ打ち。ラバダノフは首相撲からヒザ蹴りを連打! 右目下をカットするラバダノフ。
左ジャブの刺し合いはレンフロ! ラバダノフの左で差してのニータップは再三切る。ワンツーの動きから左ミドルを当てるラバダノフ。すぐに組みに行くが、差し上げるレンフロにヒザを突く。左ジャブのレンフロに左ミドルを当てるラバダノフ。組んで金網に押し込むがヒジ打ちは反則のため打てず、押し込みゴング。
3R、左ミドルを打つラバダノフ。入りに左を狙うレンフロ。しかしラバダノフはダブルレッグテイクダウン! ついにレンフロを崩すとバックテイク。バックマウントを奪い、両足をかけて4の字ロック、リアネイキドチョーク狙い。バックからパウンドし、最後に腕が入るが、ゴング。
試合後、ラバダノフは何かに怒りか、額を押し付けてレンフロを押し込み、レンフロも押し返したところでコーナーマンのサイード・イザガクマエフが両者を分けた。
判定は3-0(29-28×3)でラバダノフが勝利。初戦で3Pを獲得した。
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▼ライト級レギュラーシーズンバウト 5分3R〇エルヴィン・エスピノーザ(ニカラグア)10勝0敗 155.4lbs/70.48kg ※4P獲得[3R 2分23秒 TKO] ※右ヒザ→パウンド×アダム・ピッコロッティ(米国)14勝6敗 155.6lbs/70.57kg
1R、先に右を振って右で差して押し込んだエスピノーザ。突き放すピッコロッティ。エスピノーザのミドルを掴んでテイクダウン。エスピノーザの立ち上がりに合わせてバックテイク。エスピノーザは腰をずらして正対も、すぐに上を取り返すピッコロッティ。パウンドにすぐに背中を見せるエスピノーザのバックにつく。
再びエスピノーザの正対際に三角絞めからオモプラッタを組むピッコロッティ。エスピノーザは前転して抜いて、両者すぐに立ち上がり。サウスポー構えで前に出るエスピノーザにピッコロッティがスタンドのキムラで後方に回してゴング。
2R、左で前に出るエスピノーザに、ピッコロッティもサウスポー構えからオーソに戻して右ハイ。圧力をかけるエスピノーザに右アッパーを当てるピッコロッティ。左ストレートを打ち込んで歩いてオーソにスイッチ。その入りに左ストレートはエスピノーザ。
右ストレートを見せてからシングルレッグはピッコロッティ。差し上げたエスピノーザはワンツーの左で前に。ピッコロッティの左の蹴りを掴んでバッククリンチ。そこにキムラを組もうとするピッコロッティをボディロックから持ち上げてテイクダウン。
しかしそのままキムラを離さず、後方に回したピッコロッティ。ここで1R同様に両者立ち上がり。スタンドで前に出るピッコロッティは脇潜りバッククリンチ。スタンドでツイスターを狙い、前転するエスピノーザにトラックポジションを狙う。
3R、ガード固めて前に出るエスピノーザに左前蹴り、ダブルレッグはピッコロッティ。差し上げるエスピノーザに左で差してケージまで押し込み。
若干の疲労か、動きが緩慢になってきたピッコロッティにエスピノーザが左右で前進! さらに左から右跳びヒザ! 足を取りに行ったピッコロッティの頭が下がったところに直撃し、ピッコロッティがダウン! エスピノーザの鉄槌にレフェリーが間に入った。エスピノーザが3Rフィニュシュの“ファスト4”=4Pを獲得。
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▼ヘビー級ショーケースバウト 5分3R〇マルセロ・ヌネズ(ブラジル)11勝2敗 241.6lbs/109.58kg[1R 2分40秒 腕十字]×ジョーダン・ハイダーマン(米国)7勝2⃣敗 246.2lbs/111.67kg
ヌネスがシングルレッグからボディロックテイクダウン。パスからマウントも、ハイダーマンがケージを蹴って上に。その際で下になりながらヌネスが三角絞めから腕十字に移行し、タップを奪った。