KNOCK OUTとKrushを主戦場にする女子キックボクサーの鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)が、2024年7月14日(日)韓国・釜山のBEXCO国際コンベンションセンターで開催されたキックボクシング大会『KTK CHAMPIONSHIP 16』で行った試合の動画が、なんと再生回数182万回を達成した。
【写真】計量を終えて笑顔でコメントする鈴木(C)KTK 鈴木は空手のバックボーンを持ち、2016年にキックボクシングでプロデビュー。MMAでは2勝3敗の二刀流ファイターとして活躍し、エキシビションマッチながら中井りんとも対戦経験を持つ。流血もいとわない激しいファイトを信条とし、付いたキャッチフレーズは“流血のマドンナ”。そのルックスも含めて多くのファンからの人気を集めている。
K-1 GROUPには2022年3月から参戦。クロスポイント吉祥寺に移籍して2023年7月に1年1カ月ぶりの試合を行ったが、☆SAHO☆に敗れK-1グループで初黒星。10月の「第6代Krush女子フライ級王座決定トーナメント」では準決勝で麻央に敗れ連敗を喫したが、2024年4月のKNOCK OUTで元ミネルヴァスーパーフライ級王者NA☆NAを延長戦の末に振り切った。12月のオープンフィンガーグローブマッチではルークナームに敗れたが、11月のKrushでHotaruを破って再起。
その鈴木が約6年ぶりに韓国へ渡り、通常よりも重いライト級(-58kg)でASIA CHAMPIONSHIP3分5Rに挑戦。対戦相手のイ・ジウォン(韓国/Team DS Bimoo)はJ-GIRLS、シュートボクシングに来日経験があり、クンルンファイトやGLORYにも参戦している世界で活躍した強豪だった。
試合は互いに気の強さを発揮しての激しい展開となり、1Rにダウンを奪った鈴木だが3Rにキャリア初のダウンを奪われ、フルラウンド戦い抜いたが判定で敗れた。
この試合と計量をまとめた動画を、韓国のUFCコメンテーターであるチャダー氏(登録者数85.7万人)が自身のYouTubeチャンネルにて2024年7月に公開したところ、現在まで1,820,228回再生を記録。同氏が同時期にアップした他の動画の再生回数と比べてもダントツの視聴数である。
KTKの公式YouTubeチャンネルでも試合動画が30万回再生を突破しており、同大会の試合動画の中でもダントツの再生回数。鈴木本人も自身のSNSにて「このKTKのタイトルマッチの動画が、180万再生しててびっくりした」とその再生回数に驚き、「本当にいい経験になったなー!」と試合内容も含めてチャレンジしてよかったと綴った。
鈴木は2月9日(日)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2025 vol.1』にて、JKファイターの秋田芭菜(キング・ムエ)と2025年初ファイトを行うことが決定している。