PFL初陣に臨む元Bellatorライト級王者パトリッキー・ピットブルが計量をパス。(C)PFL
2024年4月12日(日本時間13日午前7時30分からU-NEXT配信)『PFL 2: 2024 Regular Season』が、米国ラスベガスのThe Theater at Virgin Hotelsにて開催される。
ライトヘビー級とライト級の「レギュラーシーズンバウト」が行われる同大会では、元Bellator世界ライト級王者(現3位)でRIZINでも戦ったパトリッキー・“ピットブル”フレイレ(ブラジル)が参戦。2023年シーズン準優勝のクレイ・コラード(米国)と対戦する。
155.2ポンド(70.39kg)で計量をパスしたパトリッキー・ピットブル(ブラジル)は、PFLのレギュラーシーズン参戦で2試合を勝利し上位通過・プレーオフ進出を目指す。
会見でパトリッキーは、PFLならではのルールやシステムの違いについて、「ヒジ禁止のルールに合わせての練習や、シーズン制で2カ月で2試合するので怪我をしないように注意する」としながらも、コラードとは「打ち合い上等の『ファイト・オブ・ザ・ナイト』受賞間違いなしの試合になるだろう」とも語っている。
「2024年はいい年になると思ってる。かつて子どもたちの憧れはサッカー選手だったものだが、今は『あなたのようなチャンピオンになりたい』と言ってくれる。信じられない、素晴らしいよ」と高いモチベーションを持ってPFL初陣に臨む。
対するクレイ・コラードは、155.6ポンド(70.57kg)で計量をパス。昨シーズンを準優勝で終えたが、2月のBellatorとの対抗戦でAJ・マッキーにアームバーで敗れた。寝技が弱点となり2連敗で迎える新シーズンに向けて、グラウンドを強化してきたことを明かすと、「“KOキング”ぶってるパトリッキーが打撃で勝負しようというなら『ファイト・オブ・ザ・ナイト』は確約されたようなもの。相手のパンチには警戒するが自分と打ち合おうというならブッ飛ばすだけ」とこちらも大会一の激闘を予告した
メインイベントの「ライトヘビー級レギュラーシーズンバウト」(5分3R)では、2月大会にBellatorミドル級王者のジョニー・エブレンと大激闘を繰り広げたインパ・カサンガナイ(米国)が2カ月のインターバルで登場。Bellator戦士のアレックス・ポリッツィ(米国)と対戦する。また、コメインの同級2022年シーズン王者ロバート・ウィルキンソン(豪州)は、同じく元UFCのトム・ブリース(英国)と対戦。4者ともに計量を無事パスしている。