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【修斗】デビュー3戦目の黒部和沙が澤田龍人に一本勝ち、バンタム級・18歳の永井が松下に判定勝ち、榎本がライダーをパウンドアウト、ガッツが藤木に組み勝つ、スーパー高校生・中池が38秒KO勝利、新井が青井をTKO、谷井が一條下す

2024/04/07 13:04

▼63.5kg契約 5分2R
×一條貴洋(ストライブル南相馬)63.4kg
[判定0-3] ※17-20×3

〇谷井翔太(ロデオスタイル/大道塾)63.4kg

 福島出身の一條貴洋(ストライプル南相馬)と、「空道」でも活躍している谷井翔太(ロデオスタイル/大道塾)が63.5kgのキャッチウェイトで対戦する。

 一條は2023年11月に行われた『THE SHOOTO OKINAWA vol.9』で2年半振りの復帰戦を勝利で飾り、2024年3月の『修斗LIVE! TOKYO』のメインに登場。

 以前に痛み分けに終わった小林佳純(リバーサルジム東京スタンドアウト)との3年ぶりの決着戦に挑むもユナニマス判定で黒星を喫した。

 余程の悔しさからか、大会直後から各プロモーターへ参戦希望のラブコールを送り続け、今回1カ月弱での出場となった。

 一方の谷井は、2023年9月にALLIANCEの杉野光星と対戦。右を当てるも、杉野に組まれて右も当てられ判定負け。2024年3月23日の後楽園ホール大会のバックアップファイターとしてスタンバイしていたこともあり、一條の出場希望はもってこいのタイミングだった。

 2023年に行われた『北斗旗 第6回世界空道選手権』では男子230以下3位に入賞しており、ノーモーションから繰り出す左の突きは当たれば一撃で意識を飛ばす破壊力を持つ。

 組んでの展開を作りたい一條、「空道」仕込みの鋭い打撃を中心にゲームメイクする谷井。得意分野は各々あるが、相手の土壌でもしっかり勝負出来るか否かがトップ戦線に食い込んでいく為の条件でもあり、勝利の決め手となるだろう。

 今回キャッチウェイトでのマッチアップとなったが、修斗最激戦区と言われているバンタム級の中でクラスBながら絶妙な組み合わせのカードとなった。

一條「3月、思うような試合ができず、ちょっと消化不良で、急遽、今回の大会で組んでいただきありがとうございます。明日はちょっと面白い試合を出来るんじゃないかと思っているので応援よろしくお願いします」

谷井「到着ちょっと遅れちゃってすみません。オファーを結構、急遽いただいたんですけどいつでも行ける準備していたので、明日頑張って勝ちます。応援よろしくお願いします」

 1R、一條の組みを差し上げた谷井が上に。一條は下から手首を掴み仕掛けるがパウンドの谷井のスペースで立ち上がり。一條がボディロックテイクダウンで上になりパウンド。

 2R、谷井の蹴り足を掴んでテイクダウンし、立ち際になおもテイクダウン、バック、リアネイキドチョークで絞めるが、後ろ手を剥がした谷井が正対して上に。下からの一條の仕掛けをかついでパス。亀になって立つ一條を詰めて右三日月蹴り、一條の組みを潰して上からパウンドの谷井! 立つ一條にヒザ蹴りで追って倒して、上からパウンドでゴング。

 判定3-0(20-17×3)で谷井が勝利した。

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