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【UFC】ブレンダン・アレンがカーティスとの再戦制し、UFC7連勝! 190cmのライト級バハモンデスが鮮烈左ハイTKO! ウォーカー実弟ヴォルターがUFCデビュー黒星、マツモトがギロチンデビューでMMA15戦無敗に

2024/04/07 07:04

UFC Fight Night: Allen vs. Curtis 2 速報

現地時間2024年4月6日(土)、日本時間7日(日)4時~
米国ネバダ州ラスベガス /UFC APEX

【メインカード】

▼ミドル級 5分5R
〇ブレンダン・アレン(米国)24勝5敗(UFC12勝2敗)※UFC7連勝 186lbs/84.37kg
[判定2-1] ※48-47, 49-46, 47-48

×クリス・カーティス(米国)31勝11敗(UFC5勝3敗)186lbs/84.37kg

 1R、サウスポー構えのカーティスに、オーソのアレンは右オーバーハンドをガード上に突く。左で押し戻すカーティスの打撃の打ち終わりに組んでバックについたアレン! すぐさまボディトライアングルで足を巻くが、腰をずらしたカーティスが正対し、アレンもすぐに立ち上がる。

 ワンツーのアレンは左右ハイでけん制も。かわすカーティスは右から得意の左を狙う。圧力をかけるカーティスにステップを踏み、金網に詰まらないように回るアレン。

 練習仲間のストリックランドのようにL字ガード気味に詰めるカーティス。アレンは長い右の蹴り。ホーン。アレンのラウンドに。

 2R、先に圧力をかけるカーティス。外足を取るとアレンは右回り。カーティスの左右に右を打ち返す。ワンツーから右ミドルを当てるアレン! 詰めるカーティスの右ジャブにジャブを打ち返し、足を触りに行くが、カーティスは切る。

 カーティスの詰めに右を入れて体を入れ替えたアレン。しかしカーティスも圧力をかけ直すとアレンは右のテンカオと打撃も一進一退の攻防。カーティスは金網に詰めて左右ボディ。アレンは返しの左フック。右関節蹴り。カーティスは左ストレートを細かく当てて、左ボディも! 手数を増やしたカーティスにアレンも右で押し戻してホーン。カーティスが取り戻したラウンドか。

 3R、ワンツーの右をボディストレートで突くアレン。左ジャブ、右ストレート。カーティスも左ストレートを返す。右ヒジを突くアレン。右奥足ローも。前に出て右テンカオのアレンに、左ボディを返すカーティス。アレンの左前手がアイポークになり、中断。再開。

右前蹴りから入るアレン。カーティスの左アッパー、左ハイはかわす。ワンツーから左ストレート、右フックを効かせたカーティス! しかしここでシングルレッグへからバッククリンチ、背中に飛び乗るアレン。立ったまま防御するカーティスに背後から右のパンチ。ボディトライアングルを解いて着地、離れ際にヒジを当てたアレン。ポジションを奪ったアレンだが、打撃のダメージをどう取られるか。

 4R、詰めるカーティスに右ロー、前蹴りはアレンだが、カーティスの左から右ボディに一瞬、動きが止まるも押し戻す。右を当てたカーティスの追打にアイポークを主張したアレン。中断もすぐに再開。

 左ストレートから入るカーティスに左ボディを返したアレン。ジャブの刺し合い。一転ダブルレッグテイクダウンはアレン! マット中央。4回のテイクダウンアテンプトで3回成功。バックを奪うが、ここでの正対が巧みなカーティスは向き直って立ち上がり左右で前に。

 アレンはそこに右ヒジ! さらに右ハイをガード上に突く。頭を振ってダブルレッグテイクダウン! すぐに立つカーティスにおたつロックで引き込み完全バック。

 ここもこれまで同様に正対するカーティスだが、今回は先に解除し、上を取ったのはアレン。そのまま上でホーンを聞く。アレンのラウンド。

 5R、右ハイをガード上に突くアレン。カーティスはワンツースリーで前進もサークリングするアレン。崩し無しでシングルレッグへ。これを切ったカーティスはなおも組みつくが、そこにヒザ蹴りはカーティス! もらいながらも組んでバックにつくアレンは、ヒザ十字へ! すぐにヒザを抜くカーティスは離れると、なおもローシングルのアレン。

 切って離れるカーティス。勝負所、詰めるカーティスにアレンはシングルレッグもがぶり、右をこつこつ突くカーティス。アレンは背中をつけてグランドに誘うが、レフェリーはスタンド指示。

 立つアレンはすぐに詰めるとバッククリンチから持ち上げてテイクダウン! 苦しい時間帯に力を使いバックを奪うも、ここも正対するカーティス。この際の上の取り合いはカーティスとなり、両者すぐに立つ。

 スタンドを選択するカーティス。すぐにシングルレッグに入るアレン。切って離れるカーティスは右足を引きずる。詰めるアレンは跳びヒザ! 動きが止まったカーティス。なおも左右と蹴りで詰めるアレン。ホーン。カーティスは右太ももを痛めたか、コーナーマンの肩を借りて立ち上がる。

 判定は2-1(48-47, 49-46, 47-48)のスプリットに割れ、アレンが勝利。UFC7連勝・ミドル級6連勝のアレンは、「カーティスはほんとうにタフだった。ショートノーティスで試合を受けてくれてありがとう。タイトルマッチをさせてくれ! その準備は出来ている。スプリット判定は納得しないけど、周囲に感謝したい」と語った。レフェリーの肩を借りながらコールを待ったカーティスは担架で運ばれた。

◆UFCミドル級ランキング

王者 ドリカス・デュ・プレシ(南アフリカ)21-2
1位 ショーン・ストリックランド(米国)28-6
2位 イスラエル・アデサニヤ(ナイジェリア)24-3
3位 ロバート・ウィテカー(豪州)25–7
4位 ジャレッド・キャノニア(米国)17–6
5位 マーヴィン・ヴェットーリ(イタリア)19–7–1
6位 ブレンダン・アレン(米国)24-5

7位 パウロ・コスタ(ブラジル)14–3
8位 ナッソーディン・イマボフ(フランス)13-4 (1NC)
9位タイ ジャック・ハーマンソン(ノルウェー)24–8
9位タイ ロマン・ドリーゼ(ジョージア)12-3
11位 カムザット・チマエフ(スウェーデン)13-0
12位 アンソニー・ヘルナンデス(米国)12-2 (1NC)
13位 ポール・クレイグ(スコットランド)17–7–1
14位 クリス・カーティス(米国)31-11 (1NC)
15位 カイオ・ボハーリョ(ブラジル)15-1 (1NC)

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