▼第1試合 キャッチウェイト(73.9kg) MMA 5分3R
×ホジニソ・コモルディノワ(ウズベキスタン)
[3R 1分16秒 TKO] ※パウンド
〇緒方亜香里(AACC)
ロンドンオリンピック柔道78kg級日本代表、2011年パリ世界選手権銀メダルの緒方亜香里(AACC)は、2022年11月のプロ修斗で上田真央に2R TKO勝ち。2023年12月には奥谷晴加とのグラップリングマッチで1R アームロックで一本勝ちしている。対するウズベキスタンのコモルディノワはMMA2勝1敗。柔道のアジア王者でサンボでも世界タイトルを獲った実績を持つ組技の選手。緒方同様にONE初参戦となる。
1R、ともにオーソドックス構え。ジャブかわワンツーで前に出るコモルディノワ。下がる緒方に首相撲からヒザも。ここでコモルディノワがバランスを崩すと、体勢を立て直した緒方が押し戻して、ジャブ。しかし打ち合いのなかでダブルレッグテイクダウンはコモルディノワ!
下の緒方はクローズドガード。手首を取ろうとする緒方にコモルディノワは上から左右のヒジ。蹴り上げで距離を取る緒方の立ち際にパウンドするコモルディノワ!
コーナーで立つ緒方はコモルディノワの払い腰を潰してパウンド。しかしコモルディノワもすぐに立ち上がり。左で差して押し込みゴング。
2R、コモルディノワはシングルレッグも切る緒方が前に。左右を振ると、コモルディノワがシングルレッグへ。右を突いてコーナーに詰める緒方が前に。首相撲から右ヒザを突く。ボディロックに来たコモルディノワに首投げ狙いもスタンドに。コモルディノワのシングルレッグも切る緒方は、首相撲ヒザでコーナーまで詰める。
首を押さえ右ヒザを連打する緒方! 左足払いでこかす緒方に、コモルディノワは下からシングルレッグで立ち上がり。そこを詰めてなおも首相撲ヒザは緒方。さらに崩してスタミナを削る。
3R、コモルディノワのシングルレッグを切って、首相撲ヒザ。コモルディノワは右オーバーフックから払い腰狙い。それを崩して上を取った緒方はバックマウントを奪取! 左右のパウンドでレフェリーが間に入った。緒方がONE本戦への登竜門的大会の「フライデーファイト」シリーズながら初勝利を挙げた。