シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】村田義光が延長戦で投げを決めて他団体王者から勝利「SBはNo1です」

2019/08/26 14:08

▼第4試合 SB日本ヘビー級 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇内田ノボル(翔拳道/SB日本ヘビー級)
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×小澤和樹(修実館/SB日本ヘビー級)
※本戦は三者とも29-29。


 内田は1998年8月にプロデビュー、K-1ヘビー級で活躍し、ピーター・アーツやアレクセイ・イグナショフらと拳を交えた。2000年6月にはMA日本ヘビー級王者、2006年1月には新日本キックの日本ヘビー級王者にもなっている44歳のベテランヘビー級ファイター。


 1R、ノーガードでじりじりとプレッシャーをかける内田は右インロー、ミドルからパンチにつなぐ。小澤も細かくパンチを返していくが、内田の前進の前に下がってしまう。2R、小澤が左ストレートをヒットさせるが、内田も当て返して一進一退の攻防に。3R、手数で押し込む内田だったが、耐える小澤も細かい連打で譲らない。本戦はドローとなり、延長戦へ。小澤はワンツーをヒットさせるが、終盤に内田が叩きつけるような右フックを連発し印象付ける。判定で内田が接戦を制した。

▼第3試合 62.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇笹野翔大(LEO GYM/SB日本ライト級)※デビュー戦
TKO 2R 1分45秒 ※レフェリーストップ
×GG・オッチャーン・イトー(シーザージム新小岩/SB日本ライト級)


 イトーは前日計量で1.5kgオーバーしたため、レットカード2枚(減点2)、10オンスグローブ使用のグローブハンデ(笹野は本来の8オンスグローブ使用)が課せられてのスタート。1R、右ローの笹野がパンチにつなぐと、イトーは一本背負い狙い。終盤、笹野はラッシュを仕掛けて仕留めにかかる。2R、パンチで詰める笹野は右フックでダウン奪取。立ち上がるイトーにパンチ連打からのヒザを見舞う笹野が2度目のダウンを奪い、レフェリーがストップした。

▼第2試合 58.0kg契約 スターティングクラスルール 2分3R延長1R
〇山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級)※デビュー戦
判定2-0 ※30-28、29-29、30-29
×杉山芽尋(HEAT/SB日本フェザー級)


 山田ツインズが揃ってプロデビュー戦。1R、兄の彪太朗は左インロー&ミドルを散らして前進。打ち合いでは左フックをヒット。杉山をコーナーに詰めてパンチラッシュを仕掛ける場面も見せた。2R、彪太朗は右ローをこつこつ当てて効かせるが、杉山はワンツーを返していく。3R、彪太朗はKO狙いで前に詰めるものの、杉山も打ち返していく気持ちの強さを見せる。彪太朗は最後まで攻めるが捕えきれず判定勝ちした。

▼第1試合 57.0kg契約 スターティングクラスルール 2分3R延長1R
〇山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級)※デビュー戦
TKO 1R 1分46秒 ※3ノックダウン
×仲田光大(SANDA CLUB Mz/SB日本スーパーバンタム級)


 山田ツインズの弟、虎矢太は1Rからプレッシャーをかけて左ミドル、組んでのヒザ蹴りで優勢。仲田が下がったところを見逃さず、一気にラッシュを仕掛けてヒザ蹴り連打でダウンを奪う。そして、回転しながらの右ハイキックもクリーンヒットさせ追加のダウン奪取。最後にバックブローからのヒザ蹴り連打で3度目のダウンを奪いTKO勝ちした。

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