シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】村田義光が延長戦で投げを決めて他団体王者から勝利「SBはNo1です」

2019/08/26 14:08
【シュートボクシング】村田義光が延長戦で投げを決めて他団体王者から勝利「SBはNo1です」

先制のダウンを奪われるもバックドロップで失点を取り戻し、最後も投げで勝利を収めた村田(右)

「SHOOT BOXING 花やしき Extreme.2」
2019年8月24日(土)東京・浅草花劇場

▼メインイベント 第6試合 68.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇村田義光(シーザージム/SB日本ウェルター級5位)
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×CAZ JANJIRA(JANJIRA GYM/蹴拳ウェルター級王者)
※本戦は28-28、28-27、28-28。


 シーザー武志会長の次男(長男は村田聖明)である村田は6戦5勝(5KO)1敗)と勝っても負けてもKO決着男。対戦相手のCAZは35戦15勝(4KO)15敗5分の戦績を持つベテラン選手。


 メインに抜擢され気合い十分の村田だが、1RにCAZの左フックを浴びてダウンを喫した。立ち上がる村田はダメージを見せることなく、組んでのヒザ蹴り連打で反撃に出る。


 2R、CAZはパンチをヒットさせるが、村田は構うことなく組んでのヒザ蹴りで削っていく。3R、積極的に組み付いて投げ狙いのCAZに対し、村田は豪快にバックドロップ(後方への投げ)を決めてシュートポイント2を獲得。乱打戦に持ち込むCAZに、村田は冷静に対処しヒザを当てていく。


 本戦はドローとなり、延長戦に突入。ここでも組み付くCAZに、村田はヒザ蹴りを当ててていき、首投げ(前方への投げ)でシュートポイント1を奪取。フロントチョークも極めにいく村田は最後まで積極的に攻め、判定勝ち。


 マイクを握った村田は「しょっぱい試合をしてすみませんでした。これからも練習を頑張って次回は面白い試合を見せるようにします。SBはNo1です。これからも応援よろしくお願いします」とアピールした。

▼第5試合 SB日本ライト級(62.5kg契約) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇増井侑輝(真樹ジムAICHI/MA日本スーパーライト級4位)
KO 延長R 21秒 ※左ハイキック
×ポッシブルK(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本スーパーフェザー級4位)
※本戦は29-29、28-29、29-29。


 1R、サウスポーの増井は右ジャブを突きながら前進し左ミドル。ポッシブルはひたすら下がりながらパンチを細かく返して譲らない展開。2Rも増井が前に出て追う展開ながらも、ポッシブルはパンチ、ローを返していく。3R、激しく打ち合う中、ポッシブルは胴回し回転蹴り。増井の左ハイキックでポッシブルは額をカットし流血。お互いにパンチを交錯させたが、決め手に欠けて本戦はドロー。延長R、増井が左ストレートでぐらつかせ、左ハイでKO勝ちした。

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