ユリ「パワーがRENA選手のほうがずっと上だったのが悔しい」
──試合後の率直な感想を。
「惜しいです。3年ぶりに帰ってきたんですけどやっぱりブランクの大きさはすごかったと思います。惜しかったと思うけど私が休んでいたあいだにRENAさんは頑張って戦ってきた。私の不足です。もっとトレーニングしなくちゃと思いました」
──試合前に「憧れのファイター」と言っていたRENA選手と戦ってみて、戦う前のイメージと違うところがありましたか。
「RENA選手のイメージは同じで、まだ尊敬しています、変わらないです。やっぱりうまい、やっぱりベテランだと思います」
──初参戦のRIZINの舞台の印象は?
「一つひとつ手伝ってくださってありがとうございます。心づかいをありがたく思います。また、復帰戦をRIZINでやることができて光栄だと思っています」
──試合を終えたばかりですが、今後の目標や展望を教えていただけますか。
「目標といえば、3年ぶりに復帰しましたけど、自分はここでは新人だと思っているので、上がっていることだけが残っていると思っています。もっと勉強して証明してもっといい姿を見せていきたいと思います」
──判定をご自身ではどう考えていましたか。それと負けた理由は何で、もっといい姿を見せるために何が必要と考えているでしょうか。
「試合が終わって実は私的には勝ったと思っていました。1Rに左フックでダメージを受けて記憶がないところがあります。試合後、終わったことに気づいていなかったくらい記憶の一部がないです。私が惜しいと思っている部分は、パワーがRENA選手のほうがずっと上だったので、それは惜しいけどいつも考えていることなので、次来るときはすごく練習してこようと思います」
──初めて出場したRIZINの舞台は、演出も豪華だと思いますが、空間などどう感じますか?
「選手のためにRIZINがこれだけ気遣ってくれるのかと嬉しいと思いました。選手としては、こんな大会に出られて光栄だと思います」
──ここでは新人ということで、また頑張るという言葉もありました。またRIZINのリングで戦いたいですか?
「RIZINには強い選手が多いと思ったのですが、戦ってみて本当にそうだと思ったので、私もRIZINで試合をするRIZIN選手になれるよう強くなります」
──RIZINで、あるいはRENA選手に勝つために、どんなところを強化したいですか? 今日は何が足りなかったですか?
「私がミスをした部分があってRENA選手がそれをよくキャッチしたのです。次はそうならないように練習します。それと、パワーもRENA選手が上だったと思うので、またやるなら、ちゃんと練習してきたらまたやったら勝つと思います」
──ミスとは?
「私のミスは、ガードが落ちるときがあります。距離を取るとき右のガードが下がるので、RENA選手はそこをキャッチして強い左フックを入れました。それは惜しいと思っている。あれは私は考えていたけれど、RENA選手はベテランで強いから私のミスを逃さず掴みました」
──勝敗なしで、韓国の女子格闘技のレベルを見せられたと思いますか? 選手としての次の目標を教えてください。
「やり直す感じで、新人の気持ちで、次には相手に関わらずいい姿を見せるため、もっと頑張って練習してきます」
──日本でも韓国でも応援してくれたファンに一言お願いします。
「応援してくれてありがとうございます。期待に応えられず負けてしまってすみません。次の試合では必ず期待してください。期待に応えられるように頑張ります」