矢地祐介が寝技師バルナウイを相手に勝機を掴めるか
さらに、ライト級で8連勝もBellatorで2連敗中のマンスール・バルナウイと、RIZINで3連勝中の矢地祐介がプレリミナリーバウトで対戦する。
矢地は、ホベルト・サトシ・ソウザ、ルイス・グスタボに敗れた後、ボイド・アレン、ザック・ゼイン、そして2月の前戦で緊急参戦で階級下の白川陸斗を2R リアネイキドチョークで極めている。
2月の試合前にRIZINはバルナウイの対戦相手候補としてBellatorに矢地をプッシュ、矢地は一本勝ちで今回のチャンスを得たことになる。
対するバルナウイはROAD FCライト級王者から2022年10月にBellator初参戦。アダム・ピコロティをリアネイキドチョークで極めるも、ライト級GPではブレント・プリムスに判定負け。2023年9月の前戦でもジェイ・ジェイ・ウィルソンに得意の極めを凌がれ、判定負けを喫している。
ウィルソンの左の打撃に苦戦し、スタミナ切れもありかつての圧倒的な極め力に若干の陰りが見えるバルナウイに対し、矢地はサウスポー構えの打撃に加え、組み力を高めている。バルナウイの極めを防げばチャンスが広がるライト級戦だ。
矢地の海外での試合は、2015年12月『PXC 50』でのアレクサンダー・ヴォルカノフスキー戦(3R 三角絞めで一本負け)以来。『ROAD TO UFC』出場も望んでいた矢地は、5月のパリで地元のバルナウイに勝利し、世界へアピールできるか。
また、Bellatorは年間スケジュールも発表。大晦日が「TBD」となっていることから、RIZINとも交渉していると考えて間違いないだろう。矢地を含めたRIZINファイターとBellator・PFLファイターの交わりは、6月以降のビッグマッチから年末に向けての線となるか。
【Bellatorスケジュール】
6月22日(金)Bellator Champions Series Dublin - 3Arena
9月7日(土)Bellator Champions Series San Diego - Pechanga Arena
9月14日(土)Bellator Champions Series London - OVO Wembley
10月12日(土)Bellator Champions Series シカゴ - ウィントラスト・アリーナ
11月16日(土)Bellator Champions Series パリ - ADIDASアリーナ
12月31日(火)Bellator Champions Series - TBD
Updated Bellator Champions Series Paris Main Card:
Lightweight World Title Bout: Usman Nurmagomedov (17-0, 1 NC) vs. Alexander Shabliy (23-3)
Bantamweight World Title Bout: Patchy Mix (19-1) vs. Magomed Magomedov (16-1)
Middleweight No. 1 Contender’s Bout: Gregory Babene (23-11) vs. Costello van Steenis (14-3)
Heavyweight Main Card Bout: Slim Trabelsi (6-0) vs. Louie Sutherland (6-2)
Updated Preliminary Card:
Lightweight Preliminary Bout: Mansour Barnaoui (20-6) vs. Yusuke Yachi (26-13)