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【Bellator】エブレンが王座防衛、アーロン・ピコが2連勝で王者パトリシオ・ピットブルへの挑戦をアピール! “マオリキッド”JJ・ウィルソンがバルナウイとの寝技合戦を制す! チョクヒリが前蹴りKO

2023/09/24 04:09

▼ライト級 5分3R
〇ジェイ・ジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)
[判定3-0] ※29-28×3
×マンスール・バルナウイ(フランス)

 1R、組んで来たウィルソンに四つ組みのバルナウイ。ウィルソンは金網に押し込み、ハイクロッチでテイクダウン、すぐパスガード、マウントも、ケージウォークでリバーサルしたバルナウイ。

 そこに三角絞めのウィルソン。またいで外したバルナウイがバックテイク。前方に落とそうとしたウィルソンに身体を戻したバルナウイがバックから4の字ロック。足を組んだ側に半身になり、正対したウィルソンが上になりパウンドしてゴング。

 2R、右で差すバルナウイに小手に巻いて払い腰でテイクダウンはウィルソン。右で差して返そうとするバルナウイに、その右手をオモプラッタで回したウィルソンが下から腕十字、三角絞め狙い。腕十字狙いで前転させるウィルソン。

 バルナウイをスイープも、またも長い手足でケージウォークして上を取るバルナウイ。下のウィルソンは内ヒールを狙うが、セットさせないバルナウイが足を抜きゴング。

 3R、サウスポー構えのウィルソンは左の三日月蹴り、ロー、ミドル。右ストレートを返すバルナウイに、左右のパンチで金網に詰めるウィルソンがダブルレッグテイクダウン! しかし、ハーフガードのバルナウイはスイープ。インサイドガードからパウンド。

 金網にウィルソンの頭を詰まらせ、細かいパウンド、ヒジ! 左腕を下からとらえたウィルソンは腕十字! ヒジが伸びたバルナウイは長い足をかけようとするが、その腕を右脇に入れて伸ばそうとするウィルソン。親指を上にさせないバルナウイが半身になったところでトップに切り替えたウィルソンが上でゴング。

 判定は3-0(29-28×3)でウィルソンが熱戦を勝利。2022年3月にガジ・ラバダノフに判定負けしたウィルソンだが、2022年10月のヴラジミール・トコフ戦のスプリット判定勝ちに続く、2連勝を決めた。バルナウイはGPでのブレント・プリムス戦に続く、厳しい連敗となった。

 ウィルソンはケージのなかで「誰も俺を止めることができない。俺がGPに出ていたら、マンスールの次の相手はウスマン・ヌルマゴメドフだったろ?」と語った。

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