MMA
インタビュー

【UFC】前フライ級王者ブランドン・モレノが語るロイバル戦、平良達郎、堀口恭司、そして扇久保博正。「僕は“MMA”から始めた世代」=2.24 UFCメキシコ

2024/02/22 09:02

ロイバルはダイナミックかつ創造的なファイターだ

──ところで先ほど、ご自身を“MMAネイティブ”だと仰いましたが、今回の対戦相手のブランドン・ロイバルも同世代で、MMAをMMAとして戦うスクランブルを見せます。どうとらえていますか。

「最高の対戦相手だと思っているよ。とても強いし試合の中でとてもクリエイティブだ。KOするのが大好きな選手だし、武器を沢山持っているよね。ヒジもヒザも。ストレートもキックも。フットワークもいい。だからすごく危険な選手だ。ただ、自分が勝つことは分かっている。常に勝つ為に準備をしてきた。もちろん彼の事はリスペクトしているけどね」

──長身サウスポーですが、4月のマテウス・ニコラウ戦で効かせたヒザ蹴りはサウスポーからスイッチしての右のヒザ蹴りでした。あのスイッチスタンスをどう感じましたか。

「結構、厄介だよね。だから彼はクリエイティブなファイターだとさっきも言ったんだ。ダイナミックで持っている武器すべてを使う。それが更に危険なんだ。まぁ、すでにゲームプランはあって、トレーニングキャンプも終えた。準備ができている。しっかりとリスペクトもしている。舐めてかかるとどうなるか分からないからね」

──マット・シュネルを極めたのは得意のギロチンチョークですが、その前に足関節をトランジションに使っていました。

「巧いと思う。クレイジーだ。スタンドでもグラウンドでもクリエイティブだ。常に動き回っているし、ロールもするし、足を取ったり何かしら狙ってくる。だから試合中は全ての方向から本当に用心していないといけない」

──では、ずばりロイバルとの試合の勝負のキーは何になるでしょうか。

「シンプルにきちんと準備ができているという事。全てに対して準備をする事。彼はKOが好きだからね、それは僕もだけど。僕はクレイジーでプレッシャーをかけてパンチを出しまくってメキシコ人らしいファイトを見せるのが好きなファイターだ。だから今回の試合は花火が上がるよ。だれもがこの試合を見るのを楽しめると思う。自分自身も楽しみだし、この土曜(日本時間日曜)試合をする事にワクワクしている!」

──日本のファンへメッセージを。

「いつも愛と応援をありがとう。さっき話していても感じたけど、すごくクレイジーな人生の旅路だなって自分でも思うし、その旅路に世界中の人が関わっている事がすごくクレイジーだよね。本当に感謝しているよ、ありがとう。そして、本当にいつか日本に行きたいな。日本のカルチャーが大好きだし、僕の大きい方の娘も日本がすごく好きだから。日本に将来行けるなら何でもするよ!」

──ほんとうに日本文化に興味を持っていることを知っています。あなたが盆栽をレゴで作ったのを拝見しましたし。

「その通りさ。一個、新年のドラゴンのレゴもあるんだ。今はポケモンカード集めるのを楽しんでるよ!」

──今日はインタビューをありがとうございます。週末のメインイベントを楽しみにしています。

「ぜひ、日本からもU-NEXTで見てね!」

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