メインの秋葉太樹vs松井斗輝は、松井の体重超過で試合中止に
【試合中止】
▼フライ級 5分3R
─秋葉太樹(パンクラス稲垣組)57.15kg #4位・11勝14敗1分
─松井斗輝(パラエストラ柏)63.95kg #5位・6勝1敗
【写真】救急搬送から水分を戻しドクターの許可を得て体重計に乗った松井。
メインイベントのフライ級戦に出場予定だった松井斗輝(パラエストラ柏)が63.95kgで6.8kgの体重超過。マスクをしている通り、風邪で体調を崩していた松井は、朝減量中に救急搬送され水分を補給し、計量に臨んだが体重超過となっている。
対戦相手の秋葉太樹(パンクラス稲垣組)は57.15kgで計量パスも、松井がルール上の試合可能許容範囲5パウンド以上の体重超過のため、試合中止が発表された。
計量をパスした時点で秋葉は「いままでで最高のコンディションに仕上げてきたんで……とりあえずどうなるか分からないけど頑張ります。応援よろしくお願いします」と語っていたが、松井の最終計量失敗を受け、Xに投稿。
「今回仲間のおかげで最高のコンディションを作り上げれた。計量オーバーは良くない、でも命あってこその格闘技。やって来た事も、これからやっていく事も自分は変わらずやり続けるだけ。また今日から、次に向けてやっていく。ただ…試合を楽しみにしてくれた仲間やファンに対して残念です」とコメントを記している。
両者はともに関西が地元で、前戦でIMMAF王者ムハンマド・サロハイディノフに敗れているストライカー同士。
強豪ばかりを相手に連敗中の秋葉は、2020年11月の安谷屋智弘戦以来、約3年3カ月ぶりの白星を掴むべく今大会に備えてきた。対する松井は、デビュー6連勝から初黒星を喫したサロハイディノフ戦からの再起を図る予定だった。