若林が高島をドミネートでMMA4連勝
▼ストロー級 5分3R
〇若林耕平(総合格闘技道場コブラ会)52.45kg #1位・7勝1敗1分
[判定3-0] ※29-27×3
×高島俊哉(リバーサルジム新宿Me,We)52.55kg 2017年NBT同級優勝・8勝5敗1分
地元・大阪の若林は3連勝中。2021年4月に吉村友菊に判定勝ち後、2022年9月に宮澤雄大にユナニマス判定勝ち後、2023年3月に八田亮にスプリット判定勝ちでストロー級1位に。
対する高島は、2019年6月から4勝1敗。早坂優瑠に判定勝ち後、宮澤雄大に2R RNCで一本勝ち。しかし、2021年5月に野田遼介に2R 一本負け。その後、リトルに判定勝ちで再起し、2022年3月に若林と同門のコブラ会の尾崎龍紀に1R RNCで一本勝ちで2連勝中だ。
若林「地元関西で試合が出来ることをとても嬉しく思います。高島選手と戦うためだけに作ってきたので、しっかり勝って次に行きたいと思うので応援よろしくお願いします」
高島「東京から来た高島です。このチャンスを掴んで次のステージに行きたいと思います。勝つのは俺だ」
1R、ともにサウスポー構え。右の前蹴りでけん制する若林。高島は左ミドルを返す。若林は右前蹴りから組んでケージに押し込み。高島はケージ背に左で差して突き放す。
ジャブを突く高島に、若林はダブルレッグテイクダウン、足をさばいてパス狙いも高島はそこで立ち上がり、体を入れ替えて両脇を差して押し込み。若林は足をかけようとするが、押し込まれ投げれず。高島がヒザを突く。
左インローを蹴る若林が組みに。一転、下への組みに入り脇を潜り、ボディロック。右足をかけて崩すが、時間少なく自ら放して左の蹴りでホーン。1Rは3者が10-9で若林を支持。
2R、右フックの若林に左アッパーを狙う高島。若林のヒザ蹴りに合わせて組んでテイクダウンを奪うとハーフから背中を着かせる。下の若林細かいパンチからはスイープを狙うが、そこに高島は金網を掴み「減点1」。
若林はダブルレッグも切る高島。若林のダブルレッグを差し上げるが、押し込む若林に体を入れ替える。ボディロックからシングルレッグで崩して若林の左足をヒザ上に乗せて後方に投げた高島! サイドを奪うとヒジを落とすが残り時間わずか。3者9-9のイーブン。
3R、右前手のフックを突く若林。かわす高島は組みに。しかし体を入れ替えた若林が右を差してボディロックから後方に投げてテイクダウン! ハーフガードの高島は金網づたいに立とうとするが、再び背中を着かせた若林がハーフで高島の左足を4の字ロックで組んで送り手も掴んで寝かせる。
金網背に上体までは立てた高島は座ると若林は両足を束ねて足でロック。若林が足を解くと、高島は立ち上がり。しかしスタンドバックにつく若林が崩してパウンド。ホーンに右手を挙げた。判定は3-0(29-27×3)で若林が勝利した。