▼第2試合 バンタム級(65.8kg)ムエタイ 3分3R
〇ソー・リン・ウー(ミャンマー)
[3R 2分40秒 TKO]※レフェリーストップ
×津橋雅祥(STELLA恵比寿)
津橋は2011年9月にプロデビューし、4戦目には立嶋篤史と対戦して初黒星。2015年7月、首相撲で対戦相手を転倒させまくり、最後は脳震盪に追い込んでTKO勝ち、蹴拳ムエタイ初代スーパーフェザー級王座に就いた。その後はタイ人や韓国人選手とも対戦。前戦は2023年11月、スックワンキントーンでKO勝ちして3連敗から脱出。また、3月10日の『Bigbang 48』にも出場が決まっている。
対戦相手のソー・リン・ウーは、ラウェイのゴールデンベルトチャンピオンシップ60kg級世界選手権2010年・2011年優勝。2019年12月にはパコーンとラウェイルールで対戦し、頭突きでパコーンにKO勝ちしている。戦績は71勝(68KO)3敗。
1R、タイの国旗カラーに髪を染めた津橋はサウスポーから左ロー、左ミドル。ウーは蹴られながらも右ストレートを伸ばしてヒットさせる。津橋は左ミドルで距離をとるが、前に出てくるウーの右ストレートをもらって仰け反る。前に出るウーに飛びヒザを合わせようとした津橋だがこれは失敗。左ミドルから左右のヒザを連打する津橋。さらに左縦ヒジも繰り出す。
2R、津橋は左ミドルを連発していき、ウーが接近すると首相撲に持ち込んでヒザ。左ミドルと前蹴りを駆使して距離を保つ津橋は左ハイもヒットさせる。ミドルを蹴るようにしてヒザを当てる技も。しかし、ウーはどんどん前へ出てボディを叩き、津橋を捕まえると左ヒジ。パンチをもらいながらもヒザを合わせに行く津橋に、ウーは構わず接近してボディから顔面へパンチ、さらにヒジ。左ヒザに左フックを合わされて倒れる津橋だがこれはスリップ判定。接近戦でボディを打つウーに津橋は消耗が見え、ウーがパンチで攻める。
3R、ウーが左ストレートから組んで左のパンチを連打する。組んで来るウーに左ヒジを見舞う津橋だが、ウーが組んだままパンチを繰り出していく。右ボディをもらった津橋は身体を丸めてしまい、そこへ顔面への右ヒザ、ヒジをもらってダウン。ウーは右ボディから左右フック、最後は右フック2連打で津橋が倒れ込みレフェリーストップ。ウーには35万バーツが贈られた。