▼第7試合 フェザー級 ムエタイ 3分3R
×シャドウ・シンハ・マウイン(タイ)
[判定0-3]
○マムカ・ウスビャン(ロシア)
シャドウはラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者。同タイトルは2022年2月にフリオ・ロボと王座決定戦を行って勝利し、手にしたもの。2022年にはラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)のウェルター級リーグ戦で優勝。今回がONE初参戦となる。セコンドにはガオラン、ナムサックノーイとムエタイレジェンドが就く。
対戦相手のウスビャンはFair Fightという団体で-71kg王者となっており、2023年10月にはジャバル・アスケロフから勝利している。戦績は19勝(1KO)2敗。
1R、サウスポーのウスビャンに右インロー、左ローを蹴っていくシャドウ。右ミドルも強烈だ。ウスビャンは頻繁に左右に構えをスイッチして惑わせ、シャドウが左ローを空振りしたところへ左ストレートを突き刺してダウンを奪う。圧をかけていくウスビャンがサウスポーからワンツー、ジャブ。シャドウは右ミドルで快音を響かせ、逆に圧を懸けて右ロー、左ミドル。ウスビャンの蹴りをキャッチすると左ボディを叩く。
2R、前に出ていくシャドウが右ミドルと右ローで攻めていくが、左の大振りを空振りしたところに左フックをもらって2度目のダウン…かと思われたが、これはスリップ判定に。ウスビャンはワンツーで畳みかけ、サウスポーで右へ回り込みながら左のパンチを当てていく。シャドウは左右ミドルを当てていくが、その後のフックが大振りになり、空振りしたところを狙われる。シャドウは前に出てミドルを当てるが、パンチはシャドウがステップでかわしていく。どんどん前に出るシャドウが右ボディと右アッパー。
3R、逆転を狙って前に出るシャドウは距離を詰めてパンチを繰り出していくが、ウスビャンはステップとボディワークでかわしていく。それでもかわしきれないと組み付いてしまう。シャドウの左右フックに対し、頭を下げて左右フックを返すウスビャン。シャドウはヒジも繰り出していくが、ウスビャンの返しの頭を下げたフックをもらう。シャドウの猛攻にウスビャンはバックスピンエルボーを出し、そのまま倒れるという行為を3度も繰り返したため、レフェリーはダウンをとる。