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【UFC】イマボフがドリーゼに、モイカノがドーバーに判定勝ち。ビビアニ下したシウバが5連勝! 元SEI☆ZAストリアレンコは体重超過のカロリーナにTKO負け。フライ級はジョンソンが17勝無敗のマクスムに初黒星つける。ゴリンボが秒殺勝利、RTU出身ジョンヨンが判定勝ち

2024/02/04 06:02

▼フライ級 5分3R
〇チャールズ・ジョンソン(米国)14勝6敗(UFC3勝4敗)125.5lbs/56.93kg
[判定3-0] ※29-28×3

×アザト・マクスム(カザフスタン)17勝1敗(UFC1勝1敗)126lbs/57.15kg

  平田達郎が参戦中のフライ級で、チャールズ・ジョンソン(米国)とアザト・マクスム(カザフスタン)が対戦。ジョンソンはLFA王者としてオクタゴン初戦でモカエフと対戦し、判定負け後2連勝も、現在はオズボーン、ダーデン、エステヴァン相手に3連敗中。

 対するカザフスタンのアザト・マクスムはMMA17勝無敗で、2023年7月のUFCデビュー戦でタイソン。ナムにスプリット判定勝ちして以来の試合となる。

 1R、ともにオーソドックス構え。ワンツーで前に出る3連敗中のジョンソンに、17戦無敗のマクスムは右をヒット! 効かされたジョンソン。

 マクスムはギロチンチョークで後方に回してダースチョーク狙い。身体を両手で押して離れ回るジョンソン。ヒザを立てて立ち上がり。しかし、続くマクスムの左を被弾し後退。

 マクスムはサウスポー構えにスイッチし、インローからヒザ蹴り。オーソに戻して左を当てると、ジョンソンがバランスを崩す。がぶりのマクスムから首を抜くジョンソン。マクスムの打撃を潜ってダブルレッグで押し込み、離れ際に右を突く。

 シングルレッグのマクスムにヒザを突いて突き放すジョンソン。左から右アッパーで押し戻すと、マクスムはシングルレッグテイクダウンで尻を着かせたところでホーン。

 2R、ともにサウスポー構えに。先に中央を取るマクスム。ジョンソンも左から右ボディ打ち。視線を外して左を打ってダブルレッグテイクダウン! すぐにバックを取りに行くが、足をかけさせないマクスム。三角絞めのジョンソンの足をかわしてかつぎからバック狙い。すぐに亀から立ち上がるジョンソン。

 オーソに戻すマクスム。右ハイのジョンソンはバランス崩すがすぐに立ち上がり。中央を取るマクスムはサークリングするジョンソンを追い、左ヒザ。それをかわして左右を突くジョンソン。マクスムは組んでボディロックへ。差し上げて取らせないジョンソンが逆に残り10秒の拍子木にダブルレッグからバック狙い。そこは突き放すマクスム。

 3R、サウスポー構えのマクスム。右のダブルにガード固めるジョンソンは左を返すと、マクスムがバランスを崩す。立て直して右を突くマクスムに右をかぶせにいきジョンソン。左ミドルも、その蹴り足を掴んだマクスムがシングルレッグへ。

 尻を着いたジョンソンだがケージを使って立ち上がり。マクスムは左ヒザ蹴り。しかしジョンソンも左右ミドルを返す。ワンツーの右をヒットさせるマクスム。ジョンソンもこつこつとローを突き、左ボディストレート、前手を伸ばして、マクスムの左をかわして右を突く。左ミドルをキャッチして押し込むマクスムにフロントチョークで絞めるジョンソン。

 首を抜いて離れるマクスムのパンチをかわして残り10秒でダブルレッグテイクダウン! マクスムそのままニアマウントでパウンドを打ち込もうとしたところでホーン。1Rはマクスム。2、3Rはジョンソンが取り返したか。

 果たして判定は3-0(29-28×3)でジョンソンがMMA17戦無敗のプロスペクトに初黒星をつけた。3連敗から脱出したジョンソンは「厳しい階級だからタフなメンタルが必要だ」と語った。

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