▼第6試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R延長1R
×近藤魁成(TEAM3K)
判定0-3 ※26-30×3
○塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
近藤は幼少期より空手を学び、難病を克服して2017年に高校1年生でK-1甲子園を制覇。2018年3月にプロデビュー、2018年K-1甲子園を連覇。2019年5月、木村“フィリップ”ミノルのKrushウェルター級王座に挑戦し、KO負けで初黒星を付けられたが、ヒザ蹴りでダウンを先制してあわやの場面を作り出した。
2020年8月には「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」に出場するも決勝でアクシデントによりTKO負けを喫し、またも王座に手が届かなかった。2022年8月、スーパー・ライト級に転向するが鈴木勇人にKO負け。2023年3月にヴィトー・トファネリに勝利して再起を果たしたのもつかの間、8月にFUMIYAにKO負けを喫した。戦績は8勝(5KO)5敗1分。
塚本はK-1アマチュアを経て、2018年9月にKrushでプロデビュー。2019年10月から2021年6月まで3連敗を喫したが、2021年11月の川島康佑戦から2023年1月の大野祐志郎戦まで5連勝。「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」では準決勝で小嶋瑠久に敗れるも小嶋の棄権で決勝へ進出。稲垣柊にTKOで敗れた。戦績は6勝(2KO)5敗2分。
1R、ミドルの蹴り合いからスタート。近藤がローを蹴ると塚本はジャブ、右ストレートを合わせて来る。近藤は左ボディをリターン。右ミドルを蹴って来る塚本に近藤は左ローを返していく。近藤はジャブ、左インロー、前蹴りで塚本を下がらせる。ならばと塚本はヒザを突き上げる。近藤は前蹴りからヒザ。
2Rも前に出る近藤は右ストレートで倒しに行くが、塚本も右ストレートを返してボディへヒザを突き刺す。ボディの打ち合いから、塚本が右ミドルを連発。近藤はそのミドルに右ストレートを合わせに行く。近藤はヒザを蹴るが塚本もヒザを返し、ヒザからの右ストレートで近藤が一瞬腰を落とす。すぐにワンツーで前へ出る近藤だが、下がりながらも塚本は右ミドル、右ボディストレートを当てていく。近藤のワンツーに塚本は右ストレートを打ち返していき、ラウンド終了間際に右クロスでダウンを奪う。
3R、塚本は右ストレート、右ミドル、ヒザと前へ出る近藤を迎え撃つ。近藤はワンツーで逆転を狙うが、塚本はヒザを突き上げる。塚本の連打に棒立ちとなる近藤だが、右ストレートを出して前へ出る。互いのストレートが交錯。近藤はヒザも蹴るが塚本が右ストレートでまたも近藤をグラつかせる。近藤はアッパーからヒザ、ワンツー。塚本は右ミドルを蹴っていく。近藤は左フックを思い切り振っていくが、またも塚本に右を合わされてダウン。それでも倒しに行く近藤だったが、塚本の右をもらってグラついてしまう。