MMA
レポート

【UFC】エドワーズがコビントン退けウェルター級王座防衛、パントージャがロイバル完封でフライ級王座初防衛、ラフモノフがトンプソンから初タップ奪い18戦全フィニッシュ勝利! ピンブレットがファーガソン越え、ガーブラントが2連勝。フライ級ウランベコフが一本勝ち

2023/12/17 08:12

▼ライト級 5分3R
〇パディ・ピンブレット(英国)21勝3敗(UFC5勝0敗)※UFC5連勝 155.5lbs/70.53kg
[判定3-0] ※30-27×3
×トニー・ファーガソン(米国)25勝10敗(UFC15勝8敗)155.5lbs/70.53kg

 1R、ともにオーソドックス構えから。サウスポー構えにスイッチするピンブレットは一回り身体が大きい。自身の右ローで尻もちもすぐ立つピンブレット。左インロー、右カーフのピンブレットに、ファーガソンは右フックを合わせに行く。オーソに戻したピンブレットに、左ジャブをダブルで突いて前に出るファーガソン。

 ピンブレットは右カーフから左右で前に出ると右を強振。さらに右カーフもそこに左ジャブを合わせるファーガソン。ピンブレットの右カーフをチェックする。

 関節蹴りを見せるピンブレットは左右から右を当てて前に! 金網に詰めて跳びヒザ蹴り、さらに左を当ててダウンを奪うと、トップからパウンドでホーン。

 2R、ワンツーを突くファーガソンに、右ハイを肩口に当てるがバランスを崩し下に。すかさず上を取るピンブレットが細かくパウンド。足は越えさせないファーガソンだが下のままホーンを聞く。

 3R、サウスポー構えのピンブレット。ゆっくりシングルレッグのピンブレットだが、切るファーガソンに引き込みに。疲弊したか。付き合わないファーガソン。スタンドで再び金網を背にさせたピンブレットはシングルレッグテイクダウン。ハーフからファーガソンに背中を着かせる。

 下からヒジを突くファーガソンは、腰に足を当てて蹴り上げで突き放そうとするがついていくピンブレットは金網に押し込みインサイドガードから右を振る。フルガードのファーガソンはギロチンチョークを狙うが浅い。頭を抜いたピンブレットに三角絞めも狙うが頭を抜いて上のままのピンブレットがホーンに右手でガッツポーズを見せた。

 判定はフルマークの3-0(30-27×3)でピンブレットが勝利。前戦ジャレッド・ゴードン戦の厳しい判定勝ちを払拭する勝利で、元暫定王者を破りUFC5連勝をマーク。ファーガソンは7連敗となった。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント