Super Bigbang 20232023年12月3日(日)神奈川・横浜武道館
▼メインイベント第2試合(第21試合)71.0kg契約 3分3R〇城戸康裕(谷山ジム/WBKF世界スーパーウェルター級王者)KO 2R 1分37秒 ※左ハイキック×草・MAX(TEAM CLIMB/GRABAKA赤羽/第5代HEAT MMAライト級王者)
城戸はK-1 WORLD MAXで魔裟斗、佐藤嘉洋らと日本の主力選手の一人として活躍し、2008年の日本代表決定トーナメントでは優勝。その後もKrush、K-1で活躍し、2019年3月のK-1ウェルター級タイトルマッチでは敗れたが、元々の階級であるスーパー・ウェルター級に復帰すると連続KO勝ち。2023年1月には皇治がプロデュースする『NARIAGARI』に出場し、高橋幸光とドローに。2023年5月のRIZINに初出場するもRISEランカーの木村“ケルベロス”颯太に判定で敗れた。9月には『RWS』でブアカーオ・バンチャメークと注目の一戦を行ったが、3Rに偶発的なバッティングで城戸が大流血、無効試合となった。戦績は55勝(26KO) 25敗1分1無効試合。
草・MAXはMMAファイターで、2020年9月の『HEAT 47』でのライト級王座決定戦で阿部右京に2R TKO勝ちで戴冠。2022年5月に岡野裕城に敗れ王座陥落すると、同年9月にPFL入りする前の西川大和に判定負け、2023年7月にはパンクラスで住村竜市朗に判定で敗れている。MMA戦績は11勝12敗6分。キックボクシングでは5勝3敗と勝ち越している“二刀流”だ。サウスポーから繰り出す左フックには定評がある。
2022年11月の『Super Bigbang 2022』でのジョージ戦以来勝利から遠ざかっている城戸だが、MMAファイターを相手に調子を取り戻したいところ。草は城戸の左ミドルやバックハンドブローを警戒しつつ、一気に距離を詰めての左フックを当てたいところか。
1R、両者ともサウスポー。互いに距離をとるところから始まり、じりじりと前へ出ていくのは草。コーナーを背負う城戸に左ローを蹴っていく。城戸は両手を前に出し気味にした独特の構えで草のパンチはかわしていく。前に出てくる草には城戸ブロー(横に薙ぎ払うような打ち方)、左ハイを出す。ラウンドが終わるとニヤリと笑う城戸。
2R、オーソドックスになった城戸は左手を下げた構えに。草が右フックで前へ出てくると城戸がバックハンドブロー、すぐに草もバックハンドブローを打つ。城戸は右カーフ。城戸は左へ回り込みながらサウスポーには見えにくい左ハイキック一閃。これが見事に決まり、草はバッタリと前へ倒れ、レフェリーは即座に城戸のKO勝ちを宣した。
ご機嫌な城戸はマイクを持つと「1Rね、様子を見すぎたのもあったけれどめちゃくちゃ狙っていました。あれブアカーオにも入ったんですけれど、彼は強すぎたってことで。ビッグバン今年最後ということで、気持ちいいKOで終わって会長、よかったですか? では最後は谷山会長が息子の俊樹を呼ぶ時の掛け声で終わらせていただきます。『おい、俊樹!』みんな、来年もビッグバンよろしくね」と、恒例の微妙なモノマネで締めくくった。
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▼メインイベント第1試合(第20試合)Bigbangフェザー級タイトルマッチ 3分3R〇龍斗(team NOVA/王者)KO 2R 1分45秒 ※左ハイキック×田中 聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/挑戦者)※龍斗は体重超過で王座はく奪。
龍斗は2021年からBigbangに定期参戦。2022年11月に第6代Bigbangフェザー級王座に就くと、今年2月のKrush後楽園で岡嶋形徒に判定勝利、6月のBigbangで神田賢吾に左ハイキックでKO勝利と連勝したが、7月のK-1でKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者・久井大夢に判定2-0で敗れた。
田中は第37回K-1アマチュア チャレンジAクラス -60kg優勝で、K-1 GROUPには2022年2月から出場。天野颯大、小松貴哉に連続KO勝ちを収めたが、2022年12月の石田龍大戦ではKO負け。2023年6月に龍斗とのタイトルマッチが決まっていたが、田中が怪我で欠場。今大会にスライドされた。
しかし、前日計量で王者の龍斗が規定体重を800gオーバーで王座剥奪となり、体調不良で病院へ向かった。挑戦者の田中は体重をクリアしているため龍斗が減点1、グローブハンデ2オンス差(龍斗8オンス、田中6オンス)でスタート、田中が勝った場合のみタイトルが異動することとなる。
1R、龍斗は右カーフと左三日月蹴り、田中は左右に構えをスイッチしてジャブと右カーフ。右カーフを蹴り合う両者。田中が左ボディから右ローを蹴れば、龍斗は右フックから左ボディ。田中は龍斗のガードの上から連打して左ボディを打つ。
2Rも龍斗は右カーフと左三日月蹴り狙い。田中も右カーフを蹴り、右ストレート。この田中のパンチに下がった龍斗だが、左三日月蹴りからの左ハイでダウンを奪う。前のめりにダウンし、立ち上がった田中は足元がフラフラでとても戦える状態には見えなかったが、非情な続行によりもう一度龍斗の左ハイキックを浴びてバッタリと倒れ、龍斗のKO勝ちとなった。
龍斗は体重超過のため王座は空位のままとなった。
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▼第19試合 フェザー級 ビッグバンキックルール(ヒジ打ち、首相撲あり)3分3R〇駿太(谷山ジム/Bigbangキックルール・スーパーフェザー級王者)判定2-0 ※30-30、30-29×2×TAKAYUKI(K-CRONY/元NJKFスーパーバンタム級王者)
第19試合はフェザー級3分3Rのビッグバンキックルール(ヒジ打ち、首相撲あり)で、Bigbangスーパーフェザー級王者の駿太が2年4カ月ぶりの復帰戦。元NJKFスーパーバンタム級王者のTAKAYUKIと対戦する。
駿太は2003年2月にプロデビューし、国内とタイのトップ選手を相手に渡り合ってきた41歳の大ベテラン。2019年6月に琢磨をKOしてベテラン健在ぶりを示したが、8月の安本晴翔戦、20年2月の栗秋祥梧戦と若い選手に連続KO・TKO負け。しかし、同年11月のビッグバン10周年記念興行では宮崎勇樹を判定で下してBigbangスーパーバンタム級タイトル3度目の防衛に成功すると、3月には元新日本キックボクシング協会ライト級4位の渡邊涼介をヒジ打ちで2RにKOした。2021年8月にジョムラウィーに判定勝ちして以来の試合となる。戦績は40勝(15KO)23敗4分。
対戦するTAKAYUKIは元NJKFスーパーバンタム級王者で、戦績は14勝(6KO)13敗1分。
1R、まずは両者間合いを取る。駿太はジャブを突いて右ロー、TAKAYUKIは右ミドルを蹴る。駿太の右ローにTAKAYUKIは左フックを返す。前へ出る駿太だがTAKAYUKIのジャブにのけ反った。
2Rも前に出る駿太が右ローと前蹴り、TAKAYUKIは右フックを振っていく。ミドルの蹴り合い。駿太が前へ出て打ち合いにいったところで、TAKAYUKIの右フックをもらってダウンを喫する。立ち上がった駿太は前へ出て右ストレート、ヒジで倒しに行くが、逆にTAKAYUKIの左右ストレート連打をもらう。そこで駿太が右フックでダウンを奪い返した。
3R、駿太が前に出て右の相打ちとなる。駿太はジャブをもらいながらも右ストレート、ジャブ、右フックで前に出ていく。TAKAYUKIはジャブで反撃するが駿太が押していく。右のカウンター、左ヒジ、右フックと駿太がヒットを重ねていき、TAKAYUKIがヒジで反撃すると駿太もヒジで打ち合う。どちらが倒れてもおかしくない打撃の応酬に場内は沸く。左フックを被弾しても 前に出る駿太は右フック、右ヒジで最後まで追いかけていった。
判定は2-0で駿太が勝利をもぎ取るかたちに。「すいません、見たかーっ! てやりたかったんですけれど、いつもの感じになってしまいました。めちゃくちゃ不安でしょうがなくて、ブランクも空いてるし。どんな感じだったか分かりませんが、一応勝ててよかったです。41歳でここからいいパフォーマンスを作ってまだまだやっていきます。そういう気持ちでやっていきます。また見てください」と、まだまだ現役で頑張ると宣言した。
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▼第18試合 愛鷹亮 引退記念スーパーエキシビションマッチ 2分2R愛鷹 亮(力道場静岡/初代Bigbangヘビー級王者)勝敗無し実方宏介(真樹ジムAICHI/第2代Bigbangヘビー級王者)
愛鷹は中学・高校時代は柔道を学び、高校卒業後は静岡県警に就職して機動隊員になった。しかしプロ格闘家になる夢を諦められずに除隊、キックボクシングを始めて2016年12月に初代Bigbangヘビー級王座を獲得。2017年8月にKrushに初参戦すると同年11月からはK-1にも参戦。2019年8月にK-1初代クルーザー級王者シナ・カリミアンとノンタイルマッチで対戦すると、カリミアンを右フックでマットに沈める“ジャイアントキリング”を起こして一気に注目を集めた。
2020年3月にタイトルマッチでの再戦が実現したが、判定で敗れタイトル奪取ならず。その後、6月に両眼網膜剥離で手術。2021年3月に復帰戦を行うもANIMAL☆KOJIに判定負け。連敗からなかなか脱出することが出来ず、2023年3月のRISEで南原健太にKOで敗れた試合後、「10年間格闘技が出来て幸せでした。ありがとうございました」と涙を流した。これが最後の試合となった。生涯戦績は22勝(10KO)13敗。妻は元AKB48・元SKE48の佐藤すみれで、9月に第二子をもうけたばかり。
最後のリングは2017年10月に対戦した実方宏介と、2分2Rの引退記念スペシャルエキシビション。
1R、ヘビー級の迫力ある打撃音が会場に響き、場内はどよめく。愛鷹は左フックのダブル、さらに左右フックと左ミドル。実方も左ミドルを返す。
2R、愛鷹は左右フックからの右ロー、さらに後ろ廻し蹴りを見せると実方も後ろ廻し蹴り。両者ともブレイクを命じた和田レフェリーに襲い掛かり、笑いを誘う。ラスト1分、実方は左ミドルを連発、愛鷹は左右フックと左右ボディ。サイトは足を止めて交互に左右フックを叩き合った。
エキシビションを終えた愛鷹は引退セレモニーに臨んだ。「ありがとうございました。自分はここまで来れたのは自分には師匠ともう一人会長がいます。深沢会長、渡辺代表、自分の方からお礼の花を渡させてください」と力道場静岡の深沢会長、KRESTの渡辺代表に愛鷹からお礼の花束贈呈。
続いて実方より「本当は最後に公式戦で戦いたかった」とのメッセージ。
愛鷹には後援会、元AKB48の佐藤すみれ夫人と長女から花束が贈呈された。
「こうやってリングの上で話させてもらうのは2年ぶりです。網膜剥離を患ってから連敗を重ねてこのようにリングの上からご挨拶させていただくことがかないませんでした。警察官を辞めて格闘家になって気づいたら10年経っていました。10年は短いような長いような、この10年を過ごせたのは応援してくれるファンの皆様、スポンサーの皆様、仲間たち、家族のおかげです。連敗中はどうしたらいいか分からなくて何度もやめようと思いましたし、練習に行くのも怖くて格闘技を見るのも怖くて逃げ出したかったんですけれど、そこに家族がいるから俺は6回も諦めずにリングに立ち続けることができました。言いたいことたくさんあるんですが、この10年間、本当にありがとうしかないです」と愛鷹。
続けて「次の道についてですけれど、この場で言わせていただくのは少し違うのかなと思ったんですが、皆さんと顔を合わせて自分の声を伝えられる場がないので、この場で発表させていただきます。次は、自分はプロレスラーに転向します。一度リングを降りようと思ったんですが、やっぱり俺はリングでしか生きられないです。まだまだ戦いたい。その時にある方から声をかけていただけてプロレスラーの道を示していただきました。今後は飯伏プロレス研究所のメンバーとしてデビュー戦も決まっています。12月30日にGLEATのTDCホールでデビュー戦をやります。次の道でも俺は愛鷹亮の道を生きていきます」と、プロレスラーになることを発表。
最後に10カウントゴングを聞き、格闘家・愛鷹亮はリングを降りた。
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▼第17試合 65.0kg契約 3分3R〇谷山俊樹(谷山ジム/WKA世界スーパーライト級王者)KO 3R 0分33秒 ※右フック×ナロンチャイ・ファンパサー(タイ/新興ムエタイジム/元ルンピニースタジアム認定フライ級9位)
第17試合の65kg契約3分3Rでは、WKA世界スーパーライト級王者・谷山が2年2カ月ぶりの復帰戦。元ルンピニースタジアム 認定フライ級9位ナロンチャイと対戦する。
谷山は学生キックを経て、2008年3月にプロデビュー。Bigbang以外にもK-1やKrushで活躍し、これまでWBKF王座のほか、WKA世界スーパー・ライト級、初代Bigbangスーパー・ライト級、ISKAインターコンチネンタル63kgなどの王座も獲得。今年3月のBigbangではPFCフェザー級王者・林優作を1RにハイキックでKO勝ちしている。戦績は33勝(10KO)11敗2分のベテランだ。2021年9月に4年7カ月ぶりの出場を果たしたが、篠原悠人に判定で敗れた。ナロンチャイは75勝(24KO)30敗。
1R、谷山はサウスポーのナロンチャイに前蹴り、右ミドルでボディを攻めていく。腹に蹴りをもらうと笑みを浮かべるナロンチャイも左ミドルを返す。谷山が右ミドルから右ストレート、ナロンチャイは左ミドル。谷山は右ヒザでもボディを攻める。
2R、前に出る谷山は右ミドルから右ヒザを連打してコーナーへ追い詰めるが、ナロンチャイは左フックを連打して反撃。右の三日月蹴りを突き刺す谷山にナロンチャイは下がる。そこへ谷山は右ストレートから右ヒザ。左右フックを繰り出すナロンチャイだが、谷山の右三日月からのヒザで防戦一方に。
3Rが始まってすぐ、谷山の右ハイキックでナロンチャイがダウン。続いて右ミドルからの左右連打、最後は右フックで谷山のKO勝ちとなった。
谷山はマイクを持つと「選手はもちろん命がけなんですけれど、この2年間運営の方も勉強させていただいて。父である会長の背中を見て、胃潰瘍になってプロモーターのストレスは半端ないと思いました。尊敬しかないです。いつもありがとうございます。この日のために指導やら運営やら携わらせていただきベストコンディションで臨めるか不安だったんですが、最高の仕上がりで臨めました」と父である谷山会長にお礼を述べた。
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▼第16試合 71.0kg契約 3分3R×藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーウェルター級王者)2R負傷判定0-3 ※19-20×3〇高木覚清(RIKIX)
藤村は、2015年8月にKrushでK-1グループデビュー。2019年3月の神保克哉戦後、K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTに移籍した。20年3月に小鉄から勝利したものの、8月にMIKE JOE、11月に城戸康裕と対戦して連敗。2022年10月は夜叉猿から判定勝ちを収め、2023年6月にジョージにTKO勝ちでBigbang王座を奪取した。
高木は2019年9月のRISEで宮城寛克と引き分け、2020年11月の『スーパービッグバン2020』では第3代RISEミドル級王者・森田崇文から判定勝ちの金星を奪っている。2021年2月のNO KICK NO LIFEでは緑川創に挑むも判定負け。その後、岡山ジムからRIKIXに移籍してNO KICK NO LIFEなどで経験を積んでいる。
1R、高木はどんどん距離を詰めてショートの距離で右フック、左ボディを叩き込む。さらに右アッパー、右カーフも。藤村はこの接近戦に面食らったか、なかなか攻撃を当てることが出来ない。高木はショートの距離で右フックを何度も当て、藤村は左目が腫れて鼻血も出す。高木は右バックキック、左ボディ、左ヒザ。このヒザがローブローとなって試合は中断。再開後も高木が接近戦に持ち込む。
2Rが始まってすぐ、藤村にドクターチェック。ドクターから試合続行不可能(1度目の流血は打撃によるもの、2度目はバッティング)との判断が下され、ここまでの判定で勝敗がつけられることに。判定3-0で高木の勝利となった。タイトルマッチでの再戦は必至か。
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▼第15試合 ウェルター級 3分3R×大輝(ハリケーンジム/チーム男鹿キック/Bigbangウェルター級王者)判定1-2 ※28-29×2、28-27〇畠山隼人(E.S.G/WBCムエタイ日本スーパーライト級王者)
大輝は地下格闘技やAJKN(オールジャパンキックボクシングネットワーク)で試合を重ね、プロ3戦目で元MA日本ミドル級王者・井原浩之を判定で下してAJKN王座を獲得。2023年4月には野村太一を破りBigbangウェルター級王座に就いた。6月にはK-1で野杁や安保と対戦したプライチュンポンにも判定勝ちしている。9月のKrush初参戦では海斗に初回KO負けを喫し、初黒星。戦績は7勝(4KO)1敗。
“八潮のロッキー”こと強打の畠山は2022年11月に真吾YAMATOを初回TKOで沈め、WBCムエタイ日本統一王者となり、2023年9月にNJKFスーパーライト級王座決定戦に臨んだが吉田凜太朗にTKO負けを喫した。
大輝はは前日計量で1.8kgオーバーのため減点2、大輝は10オンスと畠山8オンスのグローブハンデで試合が実施されることになった。
1R、サウスポーの大輝はジャブを出しながら圧をかけていき、強烈な左ミドル。畠山は右ミドルを蹴っていく。思い切り右フックを繰り出す大輝に畠山も左右フックで打ち合う。両者の左右フックがかなり危険な距離で交錯した。
2R、畠山が前に出て右ミドルから左右フックをフルスイング。大輝はも負けじとジャンプしてのパンチを見せる。大輝は右フックを見せておいて左ヒザを突き刺す。畠山も負けじと右ヒザ。大輝は何度もアッパーを放つが畠山は空振りさせる。
3R、大輝は左の強打を顔面とボディに放って行き、右フックで畠山をダウン寸前に追い込むロープを背にして耐える畠山へ左ボディ。またも左フックをもらう畠山だが左右フックで反撃する。強烈な左ボディ、左フック、右フックでグラつく畠山。完全にフラフラの状態となる畠山だがそれでも立ち続けて攻撃を返す。容赦なく強打を浴びせ、畠山をダウン寸前に追い込んだ大輝。
判定は2-1と割れたが、畠山の勝利となった。
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▼第14試合 Bigbangスーパーバンタム級タイトルマッチ 3分3R〇一航(新興ムエタイジム/王者)判定3-0 ※30-28、29-27、30-27×小巻海斗(真樹ジムAICHI/挑戦者)※一航が2度目の防衛に成功。
一航は2019年4月の『BOM』でWMC日本バンタム級王座、11月の『NJKF』でNJKF同級王座を獲得して高校生二冠王者を達成すると、2020年9月にはWBCムエタイ日本統一王座も獲得して三冠王となった。2022年2月にはK-1に初参戦し、「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場も1回戦で璃明武に敗れた。9月には鬼山桃太朗とBigbangスーパーバンタム級王座決定戦を争い、判定勝ちで四冠王に。2023年1月に愛瑠斗の挑戦を退けBigbang王座の初防衛に成功している。
日本拳法出身の小巻は2021年2月にKrush初参戦。選手欠場を受けて急遽の出場だったが、ムエタイ三冠王の44・ユウ・ウォーワンチャイからパンチで見事なKO勝利を収めた。5月大会では小倉尚也に判定で敗れたが、右ストレートで先制のダウンを奪い“これぞKrush”という激闘を繰り広げて評価を上げ、8月の「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に抜擢されるも黒田勇斗に1回戦で敗れた。
1R、よく動く小巻に一航は右ローをしっかり当てていく。小巻は左ボディ、左フックも一航は右フックを合わせに行く。ワンツーには左フックを返す一航。飛び込んでの左フック、左ボディをヒットさせる小巻に一航は左ミドル。小巻のパンチを被弾する一航は流れを変えようとしたか、組んでのヒザと飛びヒザを見せた。
2R、小巻のジャブ、左フックに一航は左ミドルで応戦。ドスンッと大きな音をたてる左フックを打つ小巻。一航も負けじとパンチを返すが小巻のパンチのインパクトが強い。ならばと一航は左ミドル、左ヒザ。連打で前へ詰めて来る小巻に一航はヒザ。小巻のペースになっていたところで、小巻の左ボディに一航は右フックを合わせ、続く左フックでダウンを奪う。
3R、一航は左右のロングフックを打ち、左ミドル。小巻がパンチで入ってくると片手で抑えながらのヒザを見舞う。ジャブ、右フック、ヒザと前へ出る一航に小巻は左ボディ、左右フック、右アッパー。右目を腫らす一航は小巻のパンチに下がらされるが、ロングフックとミドルを返して一方的にはならない。最後まで逆転を狙ってパンチで攻めていった小巻だが、一航も譲らず試合終了。
判定3-0で一航が2度目の防衛に成功した。マイクを持った一航は「小巻選手むっちゃ強くて苦しんだんですけれど、少しは楽しんでいただける試合が出来たのではないでしょうか。少しずつ倒せるようになって成長していると思うのでこれからも応援お願いします」とマイクで語った。
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▼第13試合 66.0kg契約 3分3R△山際和希(谷山ジム/第7代Krushウェルター級王者)ドロー 判定0-1 ※29-30、29-29×2△ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館/FIGHT DRAGON ー70kg級王者)
山際は2009年に全日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王者となり、プロデビュー後も順調に勝ち星を積み重ね、2015年6月にBigbangウェルター級王座を獲得。2017年2月まで11連勝を記録した。K-1 JAPAN GROUPには2013年から参戦し、2020年8月の第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントで連続KO勝ちして悲願だったKrush王座に君臨したが、2021年1月の初防衛戦に敗れて王座を失った。
トファネリは世界闘英館空手道選手権大会70kg未満級優勝。MMAとキックボクシングの二刀流で、キックボクシングでは2018年5月の『RISE』で直樹に判定負け、2020年7月のRISEで原口健飛に敗れたが、中野椋太や麻原将平を鮮やかなバックスピンキックでKOしている。2020年11月のK-1に初参戦し、ウェルター級で野杁正明に判定負け。スーパー・ライト級に階級を落とした2戦目では元Krush王者・鈴木勇人からTKO勝利を収めた。しかし、その後は5連敗。
1R、トファネリはジャブと強い右カーフで前へ出ていく。それを右ロー&左ミドルで迎え撃つ山際。左ロー&右カーフのトファネリに山際も右ローを返していき、ローを蹴るトファネリに右フック。終盤はジャブを突いて右ロー、ジャブを突いて逆ワンツーと山際がパンチを当て始める。
2R、右ローを蹴る山際にトファネリは右カーフを蹴り返す。ローの蹴り合い、山際はジャブを突き、トファネリは左フックと左ボディを打つ。山際のローの数、ジャブの数が上回ったラウンドに。
3Rも山際が右ロー、トファネリが右カーフを蹴る。ジャブの突き合いから左ミドルを蹴る山際。終盤にトファネリが左右フックで前へ出て優勢を印象付けたが、判定0-1でドローとなった。
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▼第12試合 64.0kg契約 3分3R〇琢磨(OFA/Bigbangスーパーライト級王者)判定3-0 ※30-26×2、30-27×東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
NJKFを始め様々な団体に出場している琢磨が、K-1グループのベテラン東本と対戦。
1R、ワンツーで入って来る琢磨にサウスポーの東本は左フック、左ストレートで迎え撃つ。ロープを背負う東本に右ストレート、ワンキャッチからのヒザ、右ボディを打つ琢磨に東本は左インローと左ボディ。琢磨の前進に東本は転倒を繰り返す。再びロープに詰める琢磨は左でけん制しつつ、両腕ブロックを固める東本に右ストレート、右ボディを浴びせていった。
2R、琢磨は右ストレートから一気に距離を詰めると右アッパー、右フックとパンチをまとめてヒザ。左ストレートを打つ東本だが、琢磨の右を浴びて下がる。東本は左ローに活路を求めるが、琢磨の右をもらう展開が続く。琢磨は右アッパー、右ストレート、右フックと右の攻撃を東本のブロックの隙間に打ち込んでいく。
3R、東本は前へ出て左のパンチを当てに行くが、琢磨が右を繰り出すとブロックして固まってしまうため琢磨の追撃を受ける。逆に琢磨は東本が前へ出てくるとクリンチして東本の追撃をストップする。前へ来た東本に琢磨が右ストレートを打ち込み、ダウンを奪う。琢磨は左を伸ばして距離を作り、右ストレートを打って東本に反撃を許さなかった。
ダウンを奪った琢磨が判定3-0でBigbang王者の威信を守った。
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▼第11試合 スーパーライト級 3分3R×平澤優聖(士道館植野道場/MA日本ライト級王者)KO 2R 1分57秒 ※左フック〇ポッシブルK(K’GROWTH/シュートボクシング日本ライト級1位)
1R,軽快な動きを見せるサウスポーのKは、蹴りから右フックをヒットさせてダウンを奪う。一気に詰めるKは左右フック。平澤も左右フックで応戦。
2Rは序盤から打ち合い。左ミドル、前蹴りからパンチにつなぐK。平澤は右ミドルから左右フック。Kは頭を振ってパンチをかわし、打ち合いで左フックをヒットさせてダウンを奪う。平澤は立ち上がれる様子がなく、ポッシブルKが豪快KO勝ちを収めた。
ポッシブルKはマイクを持つと「ビッグバンさんに初めて出させていただいたんですが大きな会場で皆さんの声援もアツくてテンション上がっちゃってこんな大味な試合になっちゃいました。初めて出させてもらいましたが、Bigbangスーパーライト級のタイトルマッチをやりたいと思っているのでよろしくお願いします」と宣戦布告した。
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▼第10試合 67.5kg契約 3分3R×松山 翔(菅原道場/MA日本スーパーウェルター級王者)判定0-3 ※27-30×3〇野村太一(KBスポーツジム)
2020年のSuper Bigbangでも対戦している両者。前回は野村が勝利している。
1R、序盤から左右フックで打ち合いを仕掛けていく野村は右フックをヒットさせる。松山も頭を下げながらの左右フックで打ち合いに応じ、右ローを蹴る。スピードに優る野村が左右フック、右アッパー、左ボディで優勢。終盤、野村が右フックをクリーンヒット。
2Rも序盤から打ち合いを仕掛ける野村が左右フックにショートのワンツー、右アッパーを織り交ぜる。松山は右オーバーハンド、左ボディ、右ローと反撃するも単発だ。野村が回転力を活かして左ボディ、右フックで松山にロープを背負わせる。野村のワンツー、右フックをモロに被弾する松山だが、果敢に打ち合う。
3R、ワンツーで前に出る野村は前蹴りでストップしようとする松山だが、野村は止まらず松山をコーナーへ詰めて左右フックの連打。左ヒザも蹴る野村。再び松山をコーナーへ追い込み、野村が左右フックとアッパー、ボディの連打。松山も打ち返すが野村の回転力が明らかに上回る。
ジャッジ三者とも30-27の完勝で野村が松山を返り討ちにした。
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▼第9試合 ビッグバンキックルール(ヒジ打ち、首相撲あり)フェザー級 3分3R〇竹内賢一(Ten Clover Gym 世田谷/元Bigbangフェザー級王者)判定3-0 ※30-27×3×KAZUNORI(T-KIX GYM)
1R、ジャブを当てていく竹内が前蹴りでKAZUNORIを転倒させる。竹内は距離を保ってワンツー、左ボディ、右カーフと攻撃を巧みにヒットさせる。KAZUNORIは強い右ローを蹴るが竹内の距離で被弾が目立つ。竹内はジャンプしてのヒジも繰り出した。
2Rも軽快なステップを踏み、出入りを繰り返して巧みに攻撃を当てる竹内。右の縦ヒジで飛び込み、KAZUNORIの左目上をカットする。ドクターチェック後に再開。竹内はジャブ、前蹴り、ワンツーで距離を保ち、いきなり飛びヒザや飛び込んでのテンカオを当てに行く。
3R、竹内が左フック、右ストレートからの右ハイを浅くヒットさせる。KAZUNORIはワンツーで前へ出るも竹内はバックステックでかわし、すぐに前へ出てのワンツー。前蹴りで突き放すと飛びヒザ。KAZUNORIは起死回生のバックハンドブローを狙ったが不発。最後まで竹内がしっかり距離を支配して戦い抜いた。
判定はジャッジ三者とも30-27で竹内の完勝となった。
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▼第8試合 56kg契約 3分3R〇吏亜夢(ZERO/NJKFバンタム級4位)判定3-0 ※29-28、30-27、30-28×蘭丸(team AKATSUKI)
1R、長身サウスポーの吏亜夢は左ミドルを蹴っていき、蘭丸が前に出てくるとバックステップ。左右フックとヒザで攻める吏亜夢に、蘭丸は右フックをヒットさせると右ボディから一気呵成にパンチで攻め込む。多数被弾した吏亜夢だが左ミドルと左ヒザで逆襲。蘭松も右ミドルを蹴り、両者激しくせめぎ合う。
2Rも吏亜夢は左ミドル&左ヒザ、蘭松は右ミドルで蹴り合う。蘭丸は吏亜夢の連打をもらいながらも前へ出てパンチを繰り出すが、吏亜夢はヒザを突き上げる。蘭丸の右ボディ、右ストレートをもらうも吏亜夢は左ヒザを突き上げて左右フック。それをもらっても蘭丸は前へ出て右を吏亜夢に浴びせる。
3R、吏亜夢はワンツーからの左ミドルか左ヒザを繰り出すが、蘭丸はもらっても下がらずパンチを繰り出して前へ出る。疲労の色が濃い吏亜夢だが左ストレート、左ヒザ、左ミドルを放つ。蘭丸は右ボディストレートに右ミドル。最後まで両者せめぎ合った。
判定は3-0で吏亜夢が勝利をもぎ取った。
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▼第7試合 Bigbangバンタム級タイトルマッチ 3分3R△板橋武留(健成会/王者)ドロー 判定1-0 ※30-29、29-29×2△峯 大樹(若獅子会館/挑戦者)※板橋が初防衛に成功。
板橋は2021年10月のKrush-EXでデビューした新鋭で、デビューから4連勝(1KO)を飾るも2022年9月に松本陸に判定で敗れた。2023年1月に萩原秀斗とのKrush対決で勝利して王座に就いた。今回もKrushの峯を挑戦者に迎えての初防衛戦。
1R、両者とも蹴りでの探り合い。前に出ていくのは板橋で峯は右へ回り込んでいく。板橋のインローがローブローとなり、長い中断のあと再開。板橋は峯が入ろうとすると左ミドル、左前蹴りで止めてワンツーを打つ。
2R、左ミドルと右ローをいいタイミングで蹴る板橋に、峯はこのラウンドは左フックを見せる。今度は峯のインローがローブローとなって一時中断。再開後、右ミドルも蹴る板橋は峯は前進してパンチを当てに行く。峯はようやくエンジンがかかってきたかのように前へ出る。
3R、左ミドルで距離を支配する板橋がワンツーにつなぐ。峯が飛び込んでの左フックをヒットさせ、後退した板橋だが前へ出てのワンツー、左ミドルで応戦。峯も左フックを打つ。サウスポーにスイッチしての左を何度も当てる峯に板橋はクリンチが増えた。
判定はジャッジ1名が板橋を支持もドロー。板橋の初防衛となった。板橋は「みっともない試合をして申し訳なかったです。次まだ決まってないですが、このベルトの価値を高めるために一個一個勝って上に行きたいと思います」とマイクで語った。
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▼第6試合 58kg契約 3分3R〇竹添翔太(インスパイヤードモーション)TKO 3R 0分43秒 ※レフェリーストップ×夏気(TEAM RHAPSODY)
1R、前に出る竹添は蹴りを中心に蹴ってジャブ、パンチのコンビネーションにつなげていく。下がる夏気もローを蹴り返し、時折ワンツーで前へ出るものの竹添はヒザ蹴りを交えてのコンビネーションで手数を出す。
2R序盤に打ち合いを仕掛ける夏気だが、竹添はワンキャッチからのヒザ蹴り、飛びヒザ蹴りを巧みに織り交ぜ、そこからパンチのコンビネーションや右ローにつなげていき単発では終わらない。夏樹は左右フックで前へ出ようとするも竹添のコンビネーションに劣勢のまま。
3R、勝負に出る夏気だが、竹添はパンチのコンビネーションから蹴りにつなげ手数で圧倒、さらに飛びヒザも交える。夏気は右目が大きく腫れて塞がり、レフェリーがストップした。
竹添は「来年はフェザー級のベルトを狙ってガンガンやっていきます」をマイクアピールした。
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▼第5試合 スーパーフェザー級 3分3R〇天河(健成会)KO 2R 0分35秒 ※左ハイキック ×石川 慶(team NOVA)
1R、リングを大きく使って回り込むサウスポーの天河は左カーフを蹴り、左ローも奥足へ。さらに前へ飛び込みながらの左ストレートをヒットさせる。石川は追いながら右ミドル、右ローで対抗。
2Rも回り込んで左ストレートを打っていく天河に石川は右ミドルを蹴って前へ出ていくが、天河がそこへ左ハイ一閃。石川はその場に崩れ落ち、担架で運ばれた。
天河は「今回勝ってこの先も一戦一戦大事にしてビッグバンのベルトを狙っていきます」とマイクで語った。
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▼第4試合 特別試合 2分2R×SUZUKI MANABU(谷山ジム)判定0-3 ※18-20×3〇中村 健(フリー)
1Rに中村がダウンを奪い、2RにSUZUKIが左右ストレートを当てに行ってあわや逆転の場面もあったが、中村が力を振り絞っての左右フックで応戦。中村の判定勝ちとなった。
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▼第3試合 特別試合 2分2R〇川口秀樹(G&Best)TKO 2R 1分08秒 ※レフェリーストップ×小室浩一(務所族)
1Rにダウンを奪った川口が左右フックを振り回しての突進を続け、スタミナ切れの小室をロープに釘付けにしたところでレフェリーストップ。
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▼第2試合 フェザー級 3分3R×修羅斗(谷山ジム)判定0-3 ※28-30、26-30、27-30〇高田 優(湘南格闘クラブ)
1R、高田が強い右ローから思い切り右ストレート、右フックを打って前へ。この勢いに押された修羅斗だが、右フックで応戦。右の相打ちが何度か見られるが、高田のアグレッシブさが目立った。
2R、右を思い切り放ち、右カーフも強く蹴る高田だが疲労が見え始めるとクリンチやバッティングが増える。修羅斗が右フックを何度もヒットさせて逆襲するが、修羅斗の前蹴りに鷹だが右ストレートを合わせてダウンを奪った。
3R、高田の左右フックフルスイングに高田も右フック、ボディブローで反撃するが、高田は疲労を見せながらもフルスイングを続けてヒットを重ねていき、判定3-0で勝利した。
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▼第1試合 フライ級 3分3R〇小林拓斗(T.G.Y)判定2-0 ※29-29、30-29、30-28×西槇隼汰(パワーオブドリーム)
1R、小林はスピードのあるコンビネーションを放ち、ヒザ蹴りにつなげる。西槇は右ローで足を潰しに行くことを徹底。終盤、右ストレートをヒットさせた西槇だが、すぐに小林が右ストレートを返した。
2R、コンビネーションを回転させて手数を出す小林は顔面前蹴りも放つ。西槇はワンツーを当てに行くが小林の回転力のある手数に押される。
3R、西槇はワンツーと右ローで攻め込み、そのローが効果を発揮し始めたかに見えたが、小林が右ローで逆襲。ワンツーから右ローへつなげてアグレッシブに攻める小林が最後まで攻撃的な姿勢を崩さず、判定勝ちした。
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▼オープニング第3試合 57.5kg契約 3分3R〇安 晟太(サクシードジム team EXCEED)KO 2R 1分58秒 ※右フック×春暉(ドラゴンテイル)
前に出る安が右カーフとパンチの連打で攻め、春暉も右カーフを蹴り返す。2Rに春暉がボディへのヒザを突き刺して形勢逆転かと思われたその時、安の右ストレートがヒットして春暉がダウン。立ち上がるも連打を浴び、安がKO勝ちした。
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▼オープニング第3試合 57.5kg契約 3分3R安 晟太(サクシードジム team EXCEED)春暉(ドラゴンテイル)
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▼オープニング第2試合 アマチュア45kg契約 2分2RゆっピーJSK(治政館江戸川道場)池田想夏(MIYABIジム)
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▼オープニング第1試合 アマチュア45kg契約 2分2R優波(菅原道場)山下 夢(TEAM DEVIL 666)