キック部門は實方拓海、ヤン・ダニエル、野村リトルらが勝利
▼第25試合 メインイベント KROSS×OVER PRO-KICK -68kg FIGHT 3分3R
〇實方拓海(TSK japan/元J-NETWORKスーパーライト級王者・他3冠)
[判定3-0] ※30-29×2, 30-28
×オーガニック菊﨑(ベストキッド東京)
KROSS×OVER CAGE KICKのメインイベントは、 RISEウェルター級ランキング2位のベルトコレクター實方拓海と、韓国遠征試合で2戦2勝の結果を残したオーガニック菊﨑の対戦。
1R、ケージ中央を取ったのは實方、左回りに距離を取るのは菊崎。両者サウスポーの構えだが、なかなか距離が縮まらない。これを見た實方がオーソドックスに戻して右ミドルキックを当てに行く。實方は菊崎が距離を詰めた瞬間だけサウスポーに戻し、膝蹴りを合わせる。
2R、實方はサウスポーの構えで距離を詰めて圧力をかける。菊崎も攻撃を返していくが単発になってしまいケージに押し込まれる場面も。實方は左ストレートからの左膝蹴りを菊崎のボディに刺していく。
3R、實方は左ストレートから返しの右フック、左ミドルを菊崎のガード上から当て、攻撃を効かせに行く。菊崎が突進する場面もあったが、結果的に流されてしまい實方の攻撃でペースを掴まれる。實方の左ストレートが当たり始めた所で試合終了。全ラウンドを通して支配した實方が実力通りの勝利を挙げた。