▼GLADIATORフライ級 5分3R
久保健太(GSB多治見)
チェ・ドンフン(チームMADポパン/DOUBLE GFCフライ級王者)
2023年1月大会に来日し、当時のフライ級王者NavEとの対戦が決まるも負傷欠場となっていたDouble GFCフライ級王者チェ・ドンフン(チームMADポパン)の仕切り直しの参戦が決定した。
24歳のドンフンは、アマMMA8連勝からプロMMA4戦無敗。2022年5月にキャリア3戦目にしてイ・ジュンヨンに判定勝ちで、Double GFCフライ級王座に就き、2022年8月にはキム・ヒョリョンにも判定勝ちで王座防衛を果たしている。また、キック1勝、コンバットサンボでは全国選抜大会で3位に入賞しているオールラウンダーだ。
対するは、GSB多治見の久保健太。MMA8勝3敗の久保は、2022年11月の『RIZIN LANDMARK Vol. 4』で岡本秀義に2R TKO勝ちするなど3連勝も、2023年1月の『GLADIATOR 020』で宮城友一に一本負け。4月の前戦では田中義基に判定勝ちを収めている。
MMAの理解度が深まったことで、さらに打撃の威力が増したという久保と、進境著しいチェ・ドンフンの一戦は、現在空位のフライ級戦線に大きな影響を与えるファイトとなる。
◆久保健太「相手に不足はない」
「『GLADIATOR 024』大会への出場オファーを頂きありがとうございます。前回出場させて頂きました『020』大会での宮城友一選手との試合では、不甲斐にも敗退してしまい、とても悔しい思いをしました。宮城選手という偉大な選手を相手に、それなりに懸けていた思いがありました。しかし試合直前の5日前まで初のコロナにかかり寝込んでしまい、一時は試合欠場となる状況まで陥っていたこともあったことから、僕自身にとっては不完全な試合となってしまいました。それでも試合に出場し戦ったこと、宮城選手と試合をさせて頂いたことに何一つ後悔はしていません。そんな状況の中でも試合をした自分に誇りも持っています。その悔しい思いから、その後のDEEP名古屋大会でタイトルを持つ選手から勝利を収めては、GLADIATORでの挽回を待ち望みながらに日々トレーニングと練習の日々を重ねてきました。
そしてようやくそのチャンスを頂き、対戦相手をお聞きしたところ海外の強豪選手、韓国のダブルGFCという団体の現王者であるチェ・ドンフン選手でした。戦歴等を確認したところ、MMA無敗の柔道ベース、コンバットサンボでは韓国国家選抜選手権優勝とかなりの実績がある強豪選手でした。対戦相手に不足はありません。むしろ他団体の現王者相手に僕を指名して頂けたことに感謝と敬意の気持ちを持って、全力で闘い勝利を手に入れます。
韓国の選手とはRoad FCやCMAでこれまでに何度か戦ったことがあります。CMAカイザーでは僕もタイトルを獲りました。ここはGLADIATORのリング、今では僕もGLADIATORの顔の一人でもあると自負しています。この対戦カード、試合で盛り上げるのも、勝利するのも僕じゃないといけないんです。僕も良い年齢(41歳)になりました。格闘技人生長くはないと思います。今大会に勝利し、GLADIATORフライ級トーナメントに選抜して頂き、そこに宮城選手がいれば再戦はもちろんのこと、行けるところまで駆け上がり王座に君臨することを目指します。試合当日、楽しみにしていて下さい。注目していて下さい。宜しくお願い致します」
◆チェ・ドンフン「半殺しにするぐらいの覚悟を持って戦う」
「自分はこんなイケメンですが、GLADIATORからチャンスを貰えたことで相手を半殺しにするぐらいの覚悟を持って戦います。応援よろしくお願いします。押忍」