▼第4試合 -63kg契約 3分3R
〇山口侑馬(道化倶楽部)
判定3-0 ※30-26×3
×星野孝允(益荒男APACHE)
1R、山口は左ロー、左ミドル、右ローと蹴りを出して前へ。星野はワンツーを繰り出して前へ出ていくが、山口は右ローを蹴る。プッシュを交えながらパンチのコンビネーションを繰り出す星野に山口は右ストレート、左フックから左ボディを叩き込み、ヒザで追撃してダウンを奪う。身体を丸める星野に山口はパンチで畳み込むがKOチャンスを逃した。
2R、ノーガードでパンチを繰り出す強気な星野だが、山口の左ボディに身体を丸める。それでもアッパー&フックを繰り出して応戦。山口は左右ボディからのヒザ、テンカオも突き刺すが星野は耐えて打ち返す。ノーガードで前に出る星野へ山口が左右フックを叩き込むが星野は根性で耐える。
3R、すでにフラフラの星野だがパンチを繰り出してクリンチ。山口の右フックやボディを受けても立ち続けてパンチを返す。山口も疲労の色が濃く、星野が気迫で前へ出る。ロープを背負って人間サンドバッグ状態になる星野だがそれでも耐え、しっかり山口にパンチを打ち返す。
判定は3-0でダウンを奪った山口の大差判定勝利となったが、星野のガッツも光った。
山口は「こんな試合して何喋ったらええんやろ。はあ、きついわ。むずいな、試合。僕パニック障害ってやつでけっこう倒れちゃったりとかしんどくて。自分でこんな言うのもなんやけどけっこう頑張ってて。見ている人がちょっといつもより頑張れるような試合をしていくのでみんな応援して欲しいな。今日はできへんかったけれど俺また頑張るから。みんなが愛してくれたらもっと出来るから、もっと応援して欲しいです」と涙ながらにマイクで話した。