(C)PANCRASE/ゴング格闘技
PANCRASE 338 速報
2023年11月12日(日/昼)東京・ニューピアホール
開場予定12:00/開始予定12:15(※選手名から見どころ)
▼フェザー級 5分3R
〇三宅輝砂(ZOOMER)7勝4敗 #9位 2021年NBT同級優勝 66.0kg
[2R 4分52秒 リアネイキドチョーク]
×櫻井裕康(NEVER QUIT)4勝1敗 66.05kg
NEVER QUIT第3の男、櫻井裕康が2年ぶりに復帰。PANCRASEでプロデビューから渡辺謙明、上野惇平を相手に判定勝ちで2連勝。その後、「ONE Warrior Series 5」でジェリー・オリシムに判定負け後、「ONE Warrior Series 8」で島村直希にスプリット判定勝ち。
2020年7月の「PANCRASE316」では、風間敏臣に判定勝ち後、怪我で長らくケージから遠ざかっていたが、決して諦めずに万全の状態まで戻した。狙うは同門の先輩・絶対王者ISAOの返上したフェザー級のベルトだ。
受けて立つ天才・三宅は、2019年11月のDEEP名古屋からPANCRASEで矢澤諒に判定勝ちすると、HEATで倉本拓也にも判定勝ち、PANCRASEのネオブラ2021では為房虎太郎、牧野滉風にフィニュシュ勝利し、MMA5連勝。しかし、2021年9月に亀井晨佑にスプリット判定で敗れている。その後、田村一聖に判定負けでキャリア初の連敗も、小森真誉に2R KO勝ちで再起。2023年3月の前戦では中田大貴のギロチンチョークに一本負けを喫している。コロナ禍もコンスタントに試合をこなしてきた実力を見せるか。
1R、三宅はサウスポーの櫻井に右ストレート、右ボディストレート、右カーフと攻撃を当てていき流れをつかむ。櫻井も左ストレートをヒットさせ、テイクダウンにいったが三宅はケージを背にしてカカトで櫻井の太腿を蹴る。
2R、三宅は右カーフと右三日月蹴り。櫻井は前蹴りを出しつつ三宅の右に右フックを合わせていく。これに右を出しにくくなったか、三宅の手数が減る。逆に櫻井は飛び込んでの左フック、左ストレート、左カーフと攻撃を増やしていく。しかしラスト1分、三宅がダブルレッグを仕掛けてバックへ回り、寝技に持ち込むとラスト30秒でリアネイキドチョーク。耐えた櫻井だったが、三宅が極めきっての一本勝ち。
歓喜する三宅だったが「前回失神しちゃったので今回失神で借りを返せてよかったです。自信なかったんですけれどこれで自信を付けて練習頑張ります」とマイクは大人しかった。