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2023年12月24日(日)神奈川・横浜武道館にて開催されるPANCRASE30周年記念大会2『PANCRASE 340』のカードが発表され、フェザー級の注目2試合が決定。会見で出場決定選手が意気込みを語った。
▼フェザー級 5分3R
亀井晨佑(パラエストラ八王子)
平田直樹(トライフォース柔術アカデミー)
第9代フェザー級王者・透暉鷹がバンタム級に転向するため王座返上(※2023年12月24日の横浜大会でバンタム級で試合予定)したことにより、9月の立川大会で新居すぐると「第10代・フェザー級王座決定戦」に臨み、一本負けした亀井晨佑。再起戦でPANCRASE3連勝中の平田直樹と対戦する。
同級2位の亀井は2018年ネオブラ優勝後、2022年「フェザー級 4-MAN TOURNAMENT」で中田大貴に判定勝ちで透暉鷹とのフェザー級暫定王者決定戦に4R リアネイキドチョークで敗れ、戴冠ならず。2023年4月に現GLADIATOR王者のパン・ジェヒョクをポイントアウトしてのスプリット判定で再起も、9月に新居のセンタク挟みに敗れ、再び王座を逃した。
対する平田樹の兄・直樹は、同級5位。DEEPや海外CFFCでの経験を経て、2023年からPANCRASEに参戦し、3連勝中。4月に渡辺謙明を肩固めで極めると、7月に糸川義人をパウンドTKO。9月大会では遠藤来生に判定勝ちしている。王座挑戦に近づくのは亀井か平田か。
亀井「お互いいろんな意味で試されてる」
「パラエストラ八王子の亀井です。前回負けたにも関わらず、こうして記念大会に引き続き出させていただけることをすごく光栄に思います。しっかり勝って、この1年を締めくりたいと思います。よろしくお願いします。
(9月の新居すぐるとの王座戦は)あんまり自分の中では話せるほどのことや、内容はないのかなって思っています。あの試合はあの試合で消化はできてるのかなっていうところがあるので、別物です。今回は今回でしっかり仕上げて戦いたいと思っています。
(短いスパンでの再起戦で勢いのある平田直樹を迎えることについて)お互い、いろんな意味で試されてるのかなって。平田選手は今後、上に行くっていう意味で試されてますし、自分はここで終わるのか? って、そこを試されてるのかなって思っています。
(平田は)シンプルに組みが強い。上手さで自分が勝負してるっていうところも言われてたんですけど、今回はそういったものを抜きに、しっかり倒しに行きたいと思っています。もちろんKO一択で。自分、フェザー級のタイトルは持ってないですけど、PANCRASEのフェザー級の代表はやっぱり自分だっていうことを証明したいなと思っています。
(12月大会に向け)特に変わった練習はしてないんですけど、打撃はもちろんやってて、ずっとテーマだった組みもこの1、2年ぐらいはやっていて、そういったところを発揮できればいいんですけど、試合の作戦とかは特になくて、当日、向き合った時に考えながらやろうかなと思っています。
自分の試合も含めてフェザー級が2試合組まれているので、その結果や動向も含めて皆さんに見ていただきたいです。また、最後、今年の試合でしっかり勝って締めたいと思っています。応援よろしくお願いします」
平田「覚悟を持ってフィニッシュを狙う」
平田「トライフォース柔術アカデミーの平田です。9月大会に続き、12月も参戦することができました。次の試合しっかり勝つので、楽しみにしていてください。よろしくお願いします。
僕はDEEPからPANCRASEに移ってきましたけど、やることは変わらないです。僕も世界へ行くためには、まず日本でしっかりタイトルを獲らないといけないと思っています。PANCRASEさん、すごく良い舞台で、いつも楽しく試合をさせてもらっています。
僕は特に相手の研究をめゃくちゃするわけでもなく、自分の強いところを伸ばすっていうことを心がけてやってます。亀井選手はすごく打撃が上手くて、試合も上手い選手なので、僕も覚悟を持って、フィニッシュを狙って、倒しに行きたいと思っています。今年のラスト、しっかり勝って、来年タイトルマッチができるように頑張ります。応援よろしくお願いします」