▼ミドル級 5分3R
〇カイオ・ボハーリョ(ブラジル)15勝1敗(UFC5勝0敗)※UFC5連勝
[判定3-0] ※30-27, 29-28×2
×アブス・マゴメドフ(ドイツ)25勝6敗(UFC1勝2敗)
UFC4連勝中の柔道出身のカイオ・ボハーリョ(ブラジル)が登場。ダゲスタン出身のドイツ国籍のアブス・マゴメドフと対戦する。
マゴメドフは、UFCデビュー戦で驚異の前蹴りで19秒KO勝ち、2戦目でいきなりショーン・ストリックランドと戦い、初回は蹴りで強さを見せていた。“デミアン・マイア”の弟子のボハーリョはいかに戦うか。
1R、サウスポー構えのボハーリョは半身気味の構え。オーソのマゴメドフは左前手を上げてけん制。ボハーリョは右関節蹴り。左ハイ、左の飛び込みを見せる。圧力をかけるマゴメドフは左前足を小さく上げる。左ミドルハイ、右ローを当てるボハーリョ。マゴメドフの左の蹴りは遠間でかわす。
マゴメドフはワンツー。サークリングで大きく回るボハーリョ。マゴメドフのワンツーの右を半身でかわす。右ジャブを突くボハーリョのダブルレッグを切るマゴメドフ。その立ち際に右ハイは頭の上をかすめる。
ワンツーの左で飛び込むボハーリョだが、マゴメドフは左前手を広げて前に。アイポークとなり中断。再開。グローブタッチ。右ハイのマゴメドフ。かわすボハーリョが詰めてホーン。
2R、左から右のワンツーのマゴメドフ。細かく足を上げ下げし、的を絞らせないマゴメドフは徐々に圧力。ボハーリョはマゴメドフの左に右をかぶせて前に。マゴメドフは思い出したように右ローを出す。右ジャブが当たり始めたボハーリョ。右から左ボディストレートも。右で飛び込むマゴメドフだが単発。右ミドルにボハーリョも左ミドルをすぐ蹴り返す。
右三日月蹴りのマゴメドフ。左を打って右バックフィストもかわすボハーリョは右ジャブ! マゴメドフは左目を腫らす。
3R、右ジャブのダブルはボハーリョ。さらに左ハイをガード上に突く。右に右を合わせに行くマゴメドフは得意の右前蹴りもかわすボハーリョ。マゴメドフの右に左ストレートを当てるボハーリョ。右ジャブ、左ボディ打ちのボハーリョ。
左縦ヒジを当てたボハーリョ!右跳びヒザを突いて金網に詰めると左ボディにマゴメドフはくの字に。そこにパウンドから立とうとするマゴメドフの右足に右足をかけてバックテイク。4の字ロックで左手首をコントロールして背後からパウンド。ホーンにボハーリョは地元のケージの上に乗るが1、2Rは接戦だった。
Caio Borralho now has the second longest active UFC win streak in the middleweight division with five consecutive wins.#UFCSP | @BorralhoCaio pic.twitter.com/3ZcmmU8Bp1
— UFC (@ufc) November 5, 2023
判定3-0(30-27, 29-28×2)でボハーリョが勝利。「ブラジルの代表としてほんとうにタフな相手だった。チャンピオンに挑戦した男に勝ったんだ。俺はベルトがほしい」と、練習仲間でもあるストリックランドへの挑戦の意欲を語った。
UNDEFFEATED IN THE OCTAGON! @BorralhoCaio is leaving with the UD victory tonight!#UFCSP pic.twitter.com/3fWuMNdA0f
— UFC (@ufc) November 5, 2023