2年ぶりの再戦、北米帰りの澤田千優vs.MMA4連勝中の中村未来
▼修斗世界女子アトム級チャンピオンシップ 5分5R
澤田千優(王者・初防衛戦/AACC)5勝1分
中村未来(挑戦者・同級1位/マルスジム)8勝6敗
同日昼の部は、プロ修斗女子公式戦の『COLORS Vol.2』。
第一弾カード発表では、「修斗世界女子アトム級チャンピオンシップ」(5分5R)として、王者・澤田千優(初防衛戦/AACC)と中村未来(挑戦者・同級1位/マルスジム)の王座戦が組まれた。
両者は2021年11月の修斗「インフィニティリーグ」以来の再戦。当時は、澤田がテイクダウンを決め、中村が立ち上がる展開のなか、判定2-0でテイクダウンを奪い続けた澤田が勝利している。
MMA5勝1分、負け無しの澤田は、2018年東日本学生選手権フリースタイル50kg級優勝、全日本社会人選手権優勝、全日本選手権5位などの実績を持つレスラー。兄・澤田龍人の背中を追って2021年5月に修斗でデビュー。リーグ戦で優勝するなど3勝1分で初代女子アトム級王者に輝いた。
2023年2月にタイで行われた『ONE Friday Fights 5』でも2R アメリカーナで一本勝ちすると、チーム・オーヤマでの北米修行も経て、5月に米国フロリダ州マイアミ開催の『Combat Global』でアナ・パラシオス(メキシコ)にテイクダウン&パウンドで判定勝ち。約1年ぶりの日本マット凱旋で、初防衛戦に臨む。
対する中村は、MMA8勝6敗。『Road to ONE』で平田樹に、シュートボクシングではMISAKIに敗戦も、修斗では小生由紀、加藤春菜に判定勝ち後、渡辺久江にKO勝ちするなど3勝。2022年のインフィニティリーグ準優勝となっている。2023年5月の前戦では修斗で川西茉夕とのスクランブル戦を制して判定勝ち。MMAでは4連勝中だ。
組んで倒して寝かせて殴る精度が高まった澤田に対し、左の攻撃の殺傷力を高め、組み力も磨いた中村。王座を賭けた再戦を制するのは?
なお、両大会ともチケットは11月3日(金)よりBASEオンラインショップにて先行販売、一般販売開始は11月7日となる。