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【UFC】バルボーザが初回のピンチを乗り越え5R判定勝ち、元PANCRASE女王ヴィヴィアニが2連敗から復活勝利! ヤネスがUFC6連勝で「メラブと戦いたい」、元HEATペレイラがミドル級初戦で1R TKO勝ち! 体重超過のロドリゲスが無敗サーイマンに土つける、39歳エルキンスが匠の一本勝ち、マッキニーが20秒TKO

2023/10/15 05:10

▼女子フライ級 5分3R
〇ヴィヴィアニ・アラウージョ(ブラジル)12勝5敗(UFC6勝4敗)126lbs/57.15kg
[判定3-0] ※29-28×3
×ジェニファー・マイア(ブラジル)21勝10敗(UFC6勝6敗)125lbs/56.70kg

 コメインの女子フライ級。前日計量では、元PANCRASE女王で現在UFCフライ級級11位のヴィヴィアニ・アラウージョ(ブラジル)が126ポンド(57.15kg)、対するフライ級9位のジェニファー・マイア(ブラジル)は125ポンド(56.70kg)でパスしている。

 アラウージョは、UFC6勝5敗と勝ち越し。2022年5月にアンドレア・リーに先にダウンを奪われるも寝技の引き出しも開けて判定3-0で勝利したが、その後、現王者のアレクサ・グロッソに判定負け、10位のアマンダ・ヒバスにも敗れ、キャリア初の連敗を喫した。

 今回対戦するマイアは、マリナ・モロズ、ケイシー・オニールにいずれも判定で競り勝ち2連勝中。

 1R、ともにオーソドックス構え。先に左ジャブから圧力をかけるアラウージョに、左右にサークリングするマイアは右アッパーを見せる。右ローを突くアラウージョ。さらに右に、マイアは右の打ち返しを狙う。避けるアラウージョはマイアの右に左を当てて組みも、突き放すマイア。

 間合いを保つアラウージョは右ロー。さらにワンツーもマイアは右の打ち下ろし! 組みに行くが、ここもアラウージョが突き放すと、マイアは右の前蹴りを当てる。

 2R、ワンツーの右を当てるアラウージョ! マイアの打ち返しにカウンターのダブルレッグからボディロックで大腰気味にテイクダウン! サイド奪い、クルスフィックスでパウンドへ。亀になり立とうとするマイアを崩して手をつかせてバックへ。両足が入り、4の字ロック。背後からパウンドし、左腕をのどもとに巻くが、後ろ手を組ませないマイア。アラウージョはアゴ上から絞めるが極まらず。

 3R、アラウージョのシングルレッグは切るマイア。その顔が上がったところに右を打ち込む。 ダブルレッグから押し込みシングルレッグで金網に押し込む、引き出そうとするアラウージョ。右で差して押し込むが四つに持ち込むマイアはヒザを突いて、力を使ったアラウージョを詰めてダブルレッグテイクダウン! 金網使い立つアラウージョにスタンドシングルバックを狙うとネルソンへ。その腿にヒジを突くアラウージョは、バック狙いから腕十字・三角絞め、オモプラッタのマイアをさばいて、またいでパウンドでホーン。

 判定は3-0(29-28×3)でアラウージョが勝利。2連敗から上位ランカー相手に復活の白星を掴んだヴィヴィは、「みんなありがとう、ラスベガス大好き。素晴らしいストライカー相手にポジション取りをしっかりする必要があった」と語った。

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