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【UFC】バルボーザが初回のピンチを乗り越え5R判定勝ち、元PANCRASE女王ヴィヴィアニが2連敗から復活勝利! ヤネスがUFC6連勝で「メラブと戦いたい」、元HEATペレイラがミドル級初戦で1R TKO勝ち! 体重超過のロドリゲスが無敗サーイマンに土つける、39歳エルキンスが匠の一本勝ち、マッキニーが20秒TKO

2023/10/15 05:10
【UFC】バルボーザが初回のピンチを乗り越え5R判定勝ち、元PANCRASE女王ヴィヴィアニが2連敗から復活勝利! ヤネスがUFC6連勝で「メラブと戦いたい」、元HEATペレイラがミドル級初戦で1R TKO勝ち! 体重超過のロドリゲスが無敗サーイマンに土つける、39歳エルキンスが匠の一本勝ち、マッキニーが20秒TKO

(C)Zuffa LLC/UFC

 2023年10月14日(日本時間15日)に、米国ネバダ州ラスベガス のUFC APEXにて『UFC Fight Night: Yusuff vs. Barboza』が開催された。

 大会の模様は、日本時間15日(日)朝5時にスタート予定のプレリムがUFC公式サイトおよびYouTube公式チャンネルでライブ配信のほか、朝8時に始まるメインカード6試合を含む全試合がUFC FIGHT PASSならびに『U-NEXT』でライブ配信された。

『UFC Fight Night: Yusuff vs. Barboza』速報

【メインカード】

▼フェザー級 5分5R
〇エジソン・バルボーザ(ブラジル)24勝11敗(UFC18勝11敗)146lbs/66.22kg
[判定3-0] ※49-46, 48-46×2
×ソディック・ユサフ(ナイジェリア)13勝3敗(UFC6勝2敗)145.5lbs/66.00kg

 メインイベントはフェザー級の5分5R戦。11位のソディック・ユサフ(ナイジェリア・145.5ポンド/66.00kg)と、13位のエジソン・バルボーザ(ブラジル・146ポンド/66.22kg)が対戦。

 ユサフは、2018年のUFCデビューから4連勝し、アーノルド・アレンとのUFC無敗対決でこそ敗れたものの、その後もアレックス・カサレスに判定勝ち、2022年10月の前戦ではドン・シェイニスを1R 30秒ギロチンで極め、再び連勝街道に乗った。

 対するバルボーザは、2010年からUFCで戦うベテランストライカー。元ライト級ランカーからフェザー級に転向し、ダン・イゲ、ギガ・チカゼ、ブライス・ミッチェルに敗れるも、4月の前戦ではビリー・クアランティーロに1R、ヒザ蹴りでKO勝ちしている。

 1R、ともにオーソドックス構え。先に圧力をかけるユサフにバルボーザは跳びヒザも、右を当てるユサフにバルボーザは後退。金網に詰めて左を当ててダウンを奪うと、ガードを固めて立ち上がるバルボーザはサークリング。ワンツーの右を当てるユサフ。右オーバーハンドをガード上に当てる。左の前蹴りを見せるバルボーザだが、バルボーザ得意の蹴りの距離にさせないユサフは金網に詰めてボディロックテイクダウン!

 下から足を手繰るバルボーザは足関節狙いも。抜いて再び上を取るユサフはヒジ! フルガードに戻すバルボーザ。潜りから右で差して立とうとするバルボーザを上から潰すユサフ。下のバルボーザは外がけからヒールを狙うが、後ろを向いて足を抜くユサフ。ホーンにバルボーザは走ってコーナーに戻る。

 2R、先に右ローを打つバルボーザに、詰めるユサフ。右フックを打つバルボーザは後ろ蹴り! 詰めるユサフも右ロー。右ストレート。右ミドルハイをガードの上に突く。

 右ローを返すバルボーザ。左ミドル、さらに首相撲ヒザも、ユサフは組んで連打はさせず。突き放し、左前蹴りのバルボーザ。ユサフも右ロー。右を当てたバルボーザにユサフは金網背に。さらに左ボディ打ちも。バックフィストで押し戻すユサフだが、バルボーザが取り返したラウンドか。

 3R、ともに中央取り。左ジャブ、右から左ボディのバルボーザが押し込み。突き放すユサフに左ボディキック。左で小手に巻いてクリンチのユサフの右の蹴りがローブローに。再開。右ローのユサフに、バルボーザは左ボディ。右の後ろ蹴りも腹狙い。

 手数が減って来たユサフに左ミドルを当てられる距離を作ったバルボーザ。ユサフは金網背に打ち返しは単発に。右ロー、左ジャブの刺し合いから、右の後ろ廻し蹴りを当てたバルボーザ! 足が泳いだユサフがダウン! バルボーザはがぶりからアナコンダチョークを狙うが、回らないユサフを詰めてホーン。

 4R、ワンツーフックとコンビネーションを見せるバルボーザ。ユサフは右ロー。バルボーザは得意の左ボディ打ち。左で差して押し込むが離れる。ダブルレッグを見せるユサフを切るバルボーザはスイッチしての左ロー、左アッパー。そこに右を返すユサフだが、手数はバルボーザ。前手のジャブの刺し合いから。左ボディ打ちはバルボーザ。ユアサも左フックの飛び込み。バルボーザは残り10秒の拍子木に手数を増やす。

 5R、ジャブ、左ミドルのバルボーザ。ユサフの首相撲に左右を突くバルボーザが突き放し。さらに後ろ蹴りをボディに! ともにジャブの刺し合いも、左の前蹴りに繋ぐバルボーザ。左ジャブから左ミドルを当てるバルボーザが前に。クリンチのユサフを小外がけテイクダウン! すぐに立つユサフに両差しで押し込みヒザを突くバルボーザ。

 出血はあるものの、押し込むバルボーザが再び小外がげで右足を引き出してテイクダウン。立つユサフをスタンドバックから持ち上げて崩したところでホーン。

 判定は1Rの絶対絶命のピンチを乗り越え、2R以降に巻き返したバルボーザが3-0で勝利。試合後、バルボーザは、「1Rの攻防でいまどこにいるのか、家にいるのか、分からなくなってしまった(苦笑)。ほんとうに戦争で、相手が生きている限りは仕留めに行かないといけないと思って戦った。ボディ打ちは作戦だった。(コーナーの)パルンピーニャが相手は序盤は来るけどスローダウンしてくる、と言っていて、4、5Rに手数を出すことが大事だった。みんなが喜んでくれたら嬉しい。最後に、妻がいたからここまでやってこれた」とコメント。

 一方、ユサフにもマイクが向けられ、敗者は「失望した。1Rはもう少し何かやれたと思うけど、結果は結果。また戻って来る」と前を向いた。

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