▼第9試合 GLADIATORライト級 5分3R
×八木敬志(猛者連 本部)69.90kg
[判定0-3] ※27-30×3
〇エフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO MMA)70.20kg
日本ライト級期待の新鋭であるエフェヴィガ雄志の初出場が決定。修斗新人王から、2023年5月には、米国Combate GlobalでTKO勝ちを収めたエフェヴィガが、凱旋マッチで西日本初見参となる。
対する八木敬志は「格闘DREAMERS」、WARDOG、そしてGLADIATORで着実に結果を残し、2023年7月から母の母国であるフィリピンのCFCでライト級ワンデートーナメントに参戦。1回戦でレイドン・ロメロにスプリット判定で勝利するも、決勝で2R TKO負けで戴冠ならず。しかし、現地でも両手でのドンキーコングパンチで観客を沸かせている。
日本に戻り、再起を誓う八木敬志は、「試合を組んで頂き本当にありがとうございます。GLADIATORという大きな団体でたくさん目立てるように試合を盛り上げていきたいです。試合にむけて減量はプラン通りに落としていき、最高の状態を仕上げて相手を倒していきたい。対戦相手のエフィヴィガ雄志さんの印象は前にABEMAで試合を見ていて、今とても勢いのある若手の選手だなと思いました。自分も挑戦者の気持ちを忘れずに、当日は精一杯暴れて倒したいと思います」とコメント。
エフェヴィガは、「GLADIATORに参戦出来る事を嬉しく思います。自分自身、大阪での初試合になりますし、今勢いのある団体で試合出来る事に興奮しております。八木選手の印象は、上背は無いですが、その分、力があるという印象です。なかなか試合相手が見つからなかったので、試合を受けて頂きありがたく思います。前回アメリカでの試合からさらに成長した姿をお見せ出来ると思うのでぜひ期待して下さい」と、進化を見せたいとした。
また、エフェヴィガを指導するTRIBE TOKYO MMAの長南亮代表は、「TRIBE TOKYO MMAは海外で試合をする事を目標にして日々鍛錬している選手が多いチームです。エフェヴィガはEXFIGHTでデビューし、POWNDSTROM、プロ修斗、マイアミで開催されたグCOBATE GLOBALで勝利し、異色のキャリアを積んでいます。今回はGLADIATORさんとタイミングが合い大阪までチームで遠征する運びになりました。私もゲスト解説で観戦した事がありますが、大阪の選手達が海外勢に苦戦を重ねている印象があります。今回、試合をする八木選手はDREAMERS出身の選手なので少し縁があるのかと感じました。ここで道草しているわけにはいかないので。はっきりと試合をフィニッシュして次に進ませます。その後はGLADIATORさんが継続参戦を希望してくれるか? 再び海外へ挑戦になるか、は未定ですが、全力で今回を勝利しなければ何も進めないという事は理解しています。同日一緒に乗り込む川北、阿部も同様です。TRIBE TOKYO MMAの強さをお見せしましょう」と、完勝を予告している。
1R、サウスポー構えのエフィヴィガのミドルを掴んでシングルレッグでテイクダウン狙う八木に、スプロールし、左ミドルを効かせたエフィヴィガはボディを効かせ、ボディロックでテイクダウン、ハーフからヒジ! 亀から立とうとする八木のバック狙いも、正対の八木を潰してパウンド。
2R、長い左ミドルを当てるエフィヴィガに左ハイを返す八木だが、詰めるエフィヴィガは右で差してボディロックで崩して上に。蹴り上げる八木にヒジを落とすが、八木も腕十字狙い。いったん体を離してスタンドに。八木のダブルレッグを潰してボディロックでテイクダウン、座る八木に左足をかけてパウンド。
3R、テイクダウンを狙う八木にカウンターのヒザ蹴りを当てたエフェヴィガ、下の八木はシングルレッグでレッスルアップ、バックテイクするが、正対狙うエフェヴィガと上の取り合い。ここでバックマウントを奪おうとする八木の股を抜けたエフェヴィガが際を制して上に! ニアマウントでパウンド。ブリッジで返した八木はスタンドで右アッパーもそこにテンカオを突くエフェヴィガが右で差してテイクダウン! サイドからパウンドもフィニュシュは出来ず。
判定3-0(30-27×3)のフルマークでエフェヴィガが勝利した。