ピュアグラップリングに付き合う気持ちは、無い
──MMAの試合の方は?
「MMAの試合の方が儲かりますからね。MMAもやりたいですね。僕はいつでもいいですけど、何か扱い辛いんだと思います。やっぱり若くないし、それなりに値が張るし、費用対効果を考えて、ほんとうに扱い辛いんだと思います。それは重々、理解しています」
──グラップリングルールとはいえ、ルンピニースタジアムで試合をする感慨はありますか。
「ルンピニーですけど、改装されたから。いまのルンピニースタジアムが(以前見ていた)ルンピニースタジアムかというと難しい。それはラジャもそうだけど、名前はルンピニーかもしれないけど、別物という意識で、“ムエタイの聖地”だからということは、正直、無いですね」
──前回のグラップリングマッチのケイド・ルオトロ戦(2022年5月)と異なり、今回は押し込めるケージではなくリングであることは?
「リングってやっぱり組み技に適してないと思うんですよ。MMAにも適してないとは思うんですけど、うーん、ケージの方がやりやすいのは確かですけど、彼のスタイルを考えると、上下になるから、あんまりケージの攻防・リングの攻防にならずにあんまり影響しないかなと思います」
──“グラップリング界のパウンドフォーパウンド”とも称されるマイキーを相手にピュアグラップリングでも付き合う気持ちもありますか。
「付き合う気持ち、ないです。まったく別ものなんで。そこに付き合ったら負けるんじゃないですかね」
──でもシャットアウトする自信はあるのでは?
「自信というか、そうしようと思っています」