シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】笠原弘希がチョークKO葬で締めくくる「来年65kgの日本最強トーナメントやりませんか?」、笠原友希がシンダムを圧倒KO「K-1の王者でもRISEの王者でも受けて立つ」、山田虎矢太が秒殺KO、佐藤執斗がハイキックで60秒KO

2023/09/23 19:09

▼第9試合 60.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
KO 1R 2分23秒 ※左ローキック
×シンダム・サンライズジム(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者)


 笠原は2019年6月に国内55kg級トップクラスの小笠原瑛作をヒジ打ちによるカットでTKOに破る大番狂わせを演じ、2020年7月に那須川天心の対戦相手に選ばれたが初回KO負け。再起戦では手塚翔太と大激闘の末、KO勝ちでSB日本フェザー級王座に就き、2021年12月にはスーパーフェザー級王座決定戦を制してSBで2階級制覇を達成した。


 2022年3月にはRIZINに初参戦し、豪快な飛びヒザ蹴りで初回TKO勝ち。6月の『THE MATCH 2022』ではKrush王者の中島千博から勝利を奪ったが、9月にRISEランカーの常陸飛雄馬にKO負けを喫した。12月は石月祐作に大差の判定勝ち、今年2月にはTAaaaCHANに判定勝ち。前戦は4月にS-1 130P王者ポームロップに判定勝ちでvs.ムエタイは4戦全勝。戦績は23勝(10KO)3敗のサウスポー。


 シンダムは元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者の肩書きを持ち、右ミドルを武器に日本のリングでもキャリアを重ねてきた強豪。2022年5月に蹴拳初代スーパーフェザー級王者・津橋雅祥に判定勝ち、8月には新日本キックキックボクシング協会日本フェザー級王者・瀬戸口勝也にも判定勝ち、2023年8月にTAaaaCHANに判定勝ちしている。



 1R、シンダムが左ミドルハイ、笠原もジャブから左ミドルハイを蹴る。笠原の左ボディストレートにシンダムは右ミドルを返す。左ローを奥足に放っていく笠原は、左右のボディブローから左ロー。これでシンダムがダウンし、10カウントが入った。


 マイクを持った笠原は「相手も日本でけっこう試合している強い選手だったんですが 、いい結果を残せて皆さんにKOを見せられてよかったです。僕、めちゃくちゃ強くなっているのでK-1の王者でもRISEの王者でも受けて立ちます」と高らかに宣言した。

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