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【RIZIN】「朝倉海の回復を待ってタイトルは動かない」(榊原CEO)──10.1名古屋大会出場は「ぎりぎりまで諦めず」に打診

2023/09/02 23:09

「海が『アーチュレッタと大晦日にタイトルマッチをやります』と言って、みんなが納得するかどうか」(榊原CEO)

 そんななか、榊原CEOは、会見後の取材で、「井上直樹vs.太田忍の勝者が王者アーチュレッタに挑戦の可能性」を問われ、「あると思います」と、当初、7月30日にアーチュレッタと「RIZINバンタム級王座決定戦」を戦う予定だった朝倉海が必ずしも、大晦日にアーチュレッタに挑戦できるわけではない考えを示した。

「海選手が10月に出られなくて大晦日に出られるかどうか分からないし、これで海選手が『アーチュレッタと大晦日にタイトルマッチをやります』と言って、みんなが納得するかどうかという問題もある。海の回復を待ってタイトルは動かないので、井上直樹が太田忍にとてつもない勝ち方をしたら、また井上直樹にチャンスが生まれるだろうし、太田忍が井上を獲れば、ひょっとしたらファンから、太田vs.アーチュレッタだろうという声が挙がれば耳を傾ける必要があると思う。

 そういうなかで海が、ちゃんとプレゼンス(存在感)を出せればいいし、“病み上がりでいきなりタイトルマッチっていうのはまだな”って感じになるのか。そうしたら、海と井上直樹、太田忍とやるというのが大晦日かもしれない。(大晦日にバンタム級タイトルマッチも確実ではない?)ではない。それを含めて流れで、アーチュレッタが大晦日に対戦するチャレンジャーをそれまでに決めるというわけでもない」と、井上直樹、太田忍、朝倉海の3者の試合結果や動向次第で、大晦日のバンタム級のカードが変動していくことを語った。

 会見後には、「朝倉海の対戦相手候補も僕らの中で目星はついているので」とも語っており、6月26日の『Road FC 65』では、朝倉海と1勝1敗の戦績を持つムン・ジェフンに判定勝ちしたヤン・ジヨンが、あらためてかつて流れた朝倉海との試合の実現をアピールもしている。

 果たして、10月1日の名古屋大会のメインイベントはどうなるか。

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