ゴフはタフでアグレッシブな、男前
──今回の対戦相手であるビリー・ゴフ選手の印象は?
「UFCデビュー戦で、僕と同じDWCSから出てきた、タフでアグレッシブな、男前って感じですね」
──「男前」というのは、ファイターとしての佇まいがですか?
「いや、顔が普通に男前やなと思って(笑)」
──同じDWCS出身というのは意識はしますか?
「いや、特にそれはなくて、誰が相手でもまあ勝たないといけないっていうのは一緒なんで、あんまり気にはしてないです」
──今回、その相手に、今までの姿勢を反省して気持ちを切り替えて臨むことになるようですが、ガンガンフィニッシュを狙いに行くというよりは堅実に勝ちを取りに行くイメージなのですか?
「いや、そういうわけではないですけど、今まではもう、“1秒でも早く倒してやる!”みたいな感じで。じゃなくて、フルラウンド戦うつもりで、一瞬でも隙があったら倒せるように、アグレッシブに行くけど行き過ぎないというのがテーマです」
──相手の、一番注意すべき点、警戒しているところはどういう部分ですか?
「全体的に比べても、そんなにレベルの差は僕と相手にはないと思うので、相手のプレッシャーに飲まれないように、さっき言ったようなメンタル的な部分で、しっかり自分の動きを出来るようにずっとするって感じですかね」
──どんな試合展開になると思いますか?
「僕もアグレッシブには行くんで、緊張感のある試合ができるんじゃないかなって思ってますね」
──相手もそれに応えてガンガン来てくれると思いますか?
「来ると思います」
──土曜日の試合を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。
「U-NEXTをご覧の皆さん、こんにちは。今回の試合は、前回負けて再起戦になるので皆さんあんまり期待してないかもしれないですけど、見ている人が震え上がるような試合をするので楽しみにしていてください! 僕のいいところって思いきりのあるKOだと思うので、去年のDWCSでのアレじゃないですけど、そんなKOを見せられたらなと思っています!」
──ところで、21日はお誕生日でしたね、おめでとうございます。
「ありがとうございます! 23歳になりました!」
──抱負をお願いします。
「抱負はあんまりないですけど(笑)、ずっと頑張ってるんで、これまで通り頑張り続けるって感じですかね」
──ファイトウィークに誕生日を迎えるとお祝いが先送りになってしまいますね。やはり勝利が最大のプレゼントでしょうか。
「……もともと誕生日そんなに、恥ずかしいんですけど、祝われないので(苦笑)。学生の頃からもあんまり祝われてこなかったんですが、ちょっと有名になって、連絡は増えましたね(笑)」
──では、今回勝利して、祝勝とともに誕生日祝いがさらに増えることを祈っています!
「そうですね! ありがとうございます」