柔術
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【IBJJF】岡田准一、玉木宏、ガリットチュウ福島善成が、ブラジリアン柔術「ワールドマスター」に出場! 岡田と玉木は初の公式戦。ONE王者“DJ”も出場=8.31-9.2 ラスベガス

2023/08/11 15:08

勝つことも負けることも含め、挑戦する姿を

 アクションもこなす俳優にとって、実際の柔術大会に出場することは、リスクも伴うが、両者は勝つことも負けることも含め、そこに挑戦する姿を、一般観客のいる前で披露する。

『明鏡止水』で柔術を紹介した岡田は、「ブラジリアン柔術は護身術として勧められます。動きに1個1個の理詰めがちゃんとあるから、全部学べば、誰でもできる」と、その魅力を語る。

 また、玉木は『BJJ-WAVE』のインタビューで、「柔術を始めて、精神状態がすごくよくなっていると思います」という。

 そして、ワールドマスター出場について、「僕自身が柔術を4年やっていて“楽しいな”“もっといろんな人に知ってほしいな”という気持ちもあるので、少しでもそういう力になれたら、という思いもどこかにあるし、あと半分は純粋に自分自身、チャレンジしたいというところです。名前が出ることでリスクも多少あるかもしれないですけど、それよりも自分のチャレンジをしたい」と、柔術普及の一助となりたいとし、公式の試合で、自身を試したい思いも語っている。

「今回は、ほんとうに初めての試合なんで、当然、怪我なく、とは思ってはいます。試合なので緊張もするとは思いますが、冷静に、いつも通りということを心掛けながらやろうと思っています」「柔術にとってのお祭りのような大会だと思うんですけど、そこを楽しみながら全力で臨みたいと思います」と気負うことなく試合に臨む。

柔術を通してコミュニケーションをとっている

【写真】2023年5月3日の「第9回全日本ブラジリアン柔術オープントーナメント」に出場する橋本知之。(C)橋本欽也/JIU-JITSU NAVI

 そんな岡田と玉木を指導する橋本知之(全日本選手権4連覇、パンナム、ヨーロピアン優勝。世界選手権3位)は、本誌の取材に、両者が仕事と両立して、柔術を普段の生活のなかで取り組み、周囲とコミュニケーションを図っているという。

 まず、強豪ぞろいの茶帯にエントリーする岡田については、「岡田さんは柔術始めた当初から競技者として上達していきたいという貪欲な姿勢が見えました。役者としての仕事が忙しい中も時間を作って練習に来ているのを見て、凄くタフだし、モチベーションが高いんだなと思いました。今はしっかりブラジリアン柔術の競技者って感じなので、自分のカテゴリーでどういうパフォーマンスを見せるのか楽しみです」と期待。

 また、青帯の玉木については、「玉木さんは少しずつ柔術にハマっていった印象があります。少しずつ練習頻度が上がっていき、少しずつ着実に強くなっています。あとこれは岡田さんも同じですが仲間と積極的にコミュニケーションをとって、場の雰囲気をより良くしていると思います。楽しみながら上達していく姿勢は僕自身学ぶところが沢山あります。初めての試合は緊張するかと思いますが、是非いつもの感じで楽しんでもらえればと思います」と、柔術に継続して親しみ、楽しみながら強くなり、試合にまで臨む姿勢を評価し、バックアップしている。

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