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2023年7月30日(日)『超RIZIN.2』(さいたまスーパーアリーナ)で12時開始予定の「Bellatorパート」第2試合にて、マゴメド・マゴメドフ(ロシア)とダニー・サバテーロ(米国)による、注目のバンタム級戦(5分3R)が行われる。
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ダゲスタンレスリングとアメリカンフォークスタイルレスリングの猛者同士の戦い。ともにバンタム級ワールドGP準決勝進出者で、今回は事実上のGPの“3位決定戦”となる。
マゴメドフは、ダゲスタンの武術寄宿学校で元UFCのザビット・マゴメドシャリポフとともに格闘技を学び、ロシアACB時代にのちにUFC世界王者となるピョートル・ヤンに1勝1敗の戦績を持つ。
Bellatorバンタム級ワールドGPでは、2022年6月のGP準々決勝でエンリケ・バルゾラに4R ギロチンチョークで一本勝ち。準決勝では、優勝者パッチー・ミックスのギロチンチョークに2R 一本負けでGP敗退となった。
対するサバテーロはアメリカントップチーム(ATT)で堀口恭司の盟友。WGPでは、2022年4月大会のワイルドカードで、8戦無敗のジョネル・ルゴに判定勝ち。6月のレアンドロ・イーゴとの準々決勝で、イーゴにテイクダウンを決め続け、判定3-0で勝利した。
GP準決勝では、同級暫定王者のラフェオン・ストッツと判定2-1に割れる僅差で惜敗。組みも強いストッツをケージレスリングでは上回っていたとの声も高く、2023年4月にはマルコス・ブレノに一本勝ちで再起を遂げている。
このサバテーロとの対戦に向け、前日計量でマゴメドフは、136ポンド(61.68kg)で計量をパス。サバテーロも135.8ポンド(61.59kg)で計量をパスしている。前項のセコンドのザビット・マゴメドシャリポフのインタビューに続き、マゴメド・マゴメドフの計量前日の言葉を紹介したい。