緊急参戦が決定した鈴木千裕とサトシ・ソウザ
RIZINが2023年7月26日(水)13時より『のむシリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT』(7月30日・さいたまスーパーアリーナ)の緊急記者会見を行い、AJ・マッキー(米国)の欠場および代替カードが発表された。スクランブル発進のためパトリシオと鈴木は本来のフェザー級ではなく、ライト級で対戦する。
▼RIZIN ライト級(※70kg)5分3R(※RIZINルール)
パトリシオ・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)35勝6敗 ※現Bellatorフェザー級王者
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)10勝3敗1NC
パトリシオは、2014年9月にパット・カランを破り、フェザー級王座を獲得。一度は手放したものの2017年4月にダニエル・ストラウスに一本勝ちで王座奪還。2019年5月にマイケル・チャンドラーに1R TKO勝ちでライト王座も獲得し、二階級同時王者となっている。2021年7月のAJ・マッキーとの初戦でフェザー級王座陥落も、2022年4月の再戦で王座奪還。2022年10月にアダム・ボリッチを判定で下し、フェザー級王座を防衛。大晦日の前戦ではRIZIN同級王者のクレベル・コイケにも判定勝ちしている。しかし2023年6月、Bellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスに挑むも判定負けで三階級制覇を逃した。
鈴木は、初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者。ペルー人の父と日本人の母を持つハーフで、3歳から伝統派空手を始め、中学生でMMAに挑戦。2018年のPANCRASEネオブラッド・トーナメントフライ級で優勝を果たした。キックとMMAの二刀流で戦い、MMA戦績10勝3敗1無効試合。2021年9月にRIZINに初参戦し、昇侍に敗れたものの、山本空良、平本蓮、萩原京平、2022年11月の前戦では今成正和も判定で下し、大晦日には中原由貴を初回TKOに仕留めた。5連勝の勢いで2023年6月、クレベル・コイケに挑むも腕十字で敗れた(※公式結果はクレベルが体重超過したため無効試合)。(※続報あり)