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【超RIZIN】緊急決定に鈴木千裕「五味さんから学んだ根性と気合いが俺にはある」、パトリシオ「本当の戦士はいかなる時でも戦いに備えている」

2023/07/26 17:07
 RIZINが2023年7月26日(水)13時より『のむシリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT』(7月30日・さいたまスーパーアリーナ)の緊急記者会見を行い、RIZINルールでのライト級(70kg)5分3Rで現Bellatorフェザー級王者パトリシオ・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)vs.鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)の追加カードを電撃発表した。  6日前にスクランブル発進を決めたという両者。鈴木は「急遽決まって。榊原さんからお話しをいただいた時に、考える間もなく『やります』という感じで。僕の気持ちは決まっているので、本気で倒しに行こうかなと思います」、パトリシオは「自分は戦士です。今回はセコンドとして来日し、AJと戦う兄をサポートしていましたが、私は常に練習して準備をしています。本当の戦士はいかなる時でも戦いに備え、どんな戦争が来ても戦う準備は出来ています。鈴木、やろうぜ」と、両者ともためらいはない。  6月24日のRIZIN北海道大会でクレベル・コイケと試合をしたばかりの鈴木だが、「試合が終わっていろいろ自分自身考え直して。練習環境や自分のもろもろを変えようかなと悩んでいて。それこそ海外に練習に行ってみようとか、海外で試合したいなとかいろいろと考えていた中でオファーをいただいて。断る理由なんてねえなと思って。僕はファイターなので、常に戦える状態と気持ちを持っているので、どんなオファーが来てもいつでも戦える覚悟と準備を持っているのでそこは問題ではないですね。やべぇ練習が…とか、そういうのはないです。思いっきりやってやるって感じです」と、覚悟と準備は出来ているという。  クレベル戦の後、いつから練習を再開したのかと聞かれると「試合前に比べたら練習量は落ちているんですけれど、ジムの先輩の試合があるのでスパーリング相手になったりとか、ランニングとかをちょくちょくはやっていました。以前の試合の貯金があるので。ある意味、疲労が溜まっていたのでそれを抜く期間だと思ったら全然問題はないですね。(いつから再開したかは)覚えてないですけれど、ちょこちょこはやっていたので別に止まってはいなかったですね」と、練習自体は続けていたとする。  互いのファイターとしての印象を聞かれると、鈴木は「見ている人は全員僕が負けると思っていると思うけれど、負けない気持ちと五味(隆典)さんのところで学んだ根性と気合いが俺にはあるので。あとは打撃ですね。前回は会場に雷を落とせなかったですけれど、今回は思いっきりRIZINの舞台に落としてやろうかなと思うので、そこを楽しみにして欲しいです。そこが俺が上回っている部分ですね」と大番狂わせを狙うとし、パトリシオは「彼は非常によい対戦相手になるだろうと思っています。勝ち方は関係なく、とにかく勝つ。勝利が大事な部分になる」と、とにかく勝つと答えた。  また、ピットブル・ブラザーズが揃い踏みになることについて、パトリシオは「18年前にプロデビューした時に同じことをやりました。非常に面白い一夜でした。その時は2人とも勝ちました。そして歴史は繰り返すことになると思います。私はここに来て、自分の国、そして自分が働く会社を代表して戦えることを誇りに思い、光栄に思っています。対戦相手は素晴らしい選手だと思いますが、私の勝ちに揺るぎはないと思います」と、18年ぶりのことだという。  パトリッキーは「今までベラトールからもこういった兄弟でイベントを組んでくれとお願いされていたんですが、その都度断っていました。兄弟が同じ大会で試合をすることは我々にとって非常に難しいことなので断り続けてきたのに、今回こういうことになってしまって(パトリシオに)ソーリー」と、ベラトールからのオファーにも断り続けていたと明かした。
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